サービス業での主な仕事内容
屋台でチョコバナナを作ってから売るという仕事内容です。
ただ単に、溶かしたチョコレートを用意します。皮を剥いたバナナに木の棒をさしていきます。
そのバナナにチョコレートをつけて、立てかけるボックスにバナナをたてかけるだけです。
デコレーションをしてから売るので、カラースプレーチョコをふりかけたり、小さなクッキーやマシュマロ、デコチョコをくっつけていきます。
そうしたデコレーションしたチョコバナナに関しては、透明なフィルムに入れてから、ビニ帯で結んで、立てかけておきます。
販売価格は一本500円?で、お客さんが来たら「好きなものをどうぞ」と、購入を促します。
お支払いをしていただき、チョコバナナが少なくなってきたらまた作るっといった作業を営業時間の間、ずっと繰り返していくといった仕事内容です。
カラースプレーチョコやデコレーションするデザインなどには決まりはなく、自分たちのセンスでチョコバナナにくっつけていきます。
サービス業ならではのやりがい
屋台なので、いろんなお客さんが来てくれます。お支払いしてもらって「ありがとうございました」とお礼を伝えると「ありがとう」と、感謝されるのでやりがいにつながります。
また、「どれでも好きなものを選んでください」とお客さんに伝えると「かわいい」「映え」「写真撮っていいですか?」など、さまざまな反応がその場で返ってくることもやりがいに繋がっています。
ほかにも、屋台なので、お客さんとのコミュニケーションが非常に少なく短いのですが、そのなかでもコミュニケーションをはかろうとしてくださるお客さんも居てくださるので、ずっと笑顔でいられることもやりがいのひとつですね。
嫌な顔さえなかった、そうしたお客さんとの繋がりはすごくやりがいに繋がっていたように感じます。
なかには、バナナが苦手な子がバナナを好きになったなどを聞けます。
サービス業のマイナスポイント
マイナス面については、そんなには正直なかったんです。ですが、屋台なので路上での販売になることがマイナス面かもしれません。
例えば、急に雨がふってきたら屋根がないので、撤退しなければなりません。そうなると利益がなくなってしまいます。
路上で花火大会や何かしらイベントがあるたびに屋台を出すのですが、お客さんのなかには通りすがるときに商品をサッとさわってしまう、そうしたマナーの悪い方もいらっしゃいます。
路上で、人ごみがある場合には通行人と、チョコバナナを購入するお客さんとバッティングしてしまうこともあり、双方、嫌な顔をされていることもあります。それをその場で見なければならず、申し訳無さで心が痛むこともありました。
サービス業の仕事に活かせる経験・スキル・資格
調理師やパティシエなどの資格も活かせるかと思います。また、サービス業なので、接客経験があったり、チョコバナナを購入されるのはお子さんが多いので、保育の経験などもコミュニケーションで活かせるように感じます。
サービス業の仕事に向いている人・向かない人
向いている人というのは、コツコツと作業するのが得意な人ですね。チョコバナナをつくる工程がメインになるのですが、モクモクと作り続けるので、コツコツできる人におすすめです。
また、コミュニケーションを取るのが得意な人ですね。お客さんがひっきりなしに来られるのですが、常に笑顔で「いらっしゃいませ」というコミュニケーションは必要不可欠です。
正確でていねいなお仕事が得意な人や手先が器用な人も向いているかと思います。
向かない人については、甘いものが苦手な人や、身なりがしっかりしていない人です。食品を販売するので、衛生面、清潔感がないような人はまず向かないお仕事です。髪を結ばない、爪に汚れがあるなどは論外です。
サービス業仕事でのキャリアパス
キャリアパスについては、詳しくは分からないのですが、個人的な意見で言わせてもらえるなら、個人経営者になれることではないでしょうか。
私はアルバイト・パート感覚で働いていましたが、屋台は販売について資格や免許、許可を取得すれば、誰でも自分の屋台をもつことができるかと思います。
路上のみならず、最近でいえばキッチンカーなどもサービス業として人気がありますし、路上でなくても、いろんな場所にて営業もできるかと思います。
独り立ちがしやすいお仕事だとも感じられます。
ほかにも、パティシエなどの製菓系のお仕事につくこともできるように思います。チョコレートにこだわりがあるワケではありませんでしたが、チョコレート専門の成長ルートもあるのかと感じます。
サービス業業界の最近の動向
最近は、チョコバナナのスタイルがかなり変化しているかと感じます。
これまでは、単にバナナにチョコレートをかけて固めただけでした。それが、カラースプレーチョコをつけるようになり、それからインスタ映えするデザインにまで変化しています。
このデザインの変化がもっと向上するのではないかと感じられます。
ネイルアートのように、好きなパーツをお客さんに選んでもらってから一本を仕上げる。なんていうオーダーメイドなチョコバナナも販売されるかもしれません。
最近の屋台の動向としては、昔ながらという屋台がめっきり減っています。反対に、パリピな雰囲気であったり、パフォーマンスを重視している屋台などが益々増えているようにも感じられます。
そのため、パフォーマンスアップがはかれるのかな?といった動向に注目してしまいます。
チョコバナナだけではないですが、屋台そのもののデザイン性も高まるかもしれないです。看板だったり、メニュー表だったりもオシャレな造りになったりするのではないかと思えています。仕事もサービスをより向上させられるかと感じます。
サービス業仕事を未経験で目指すには?
チョコバナナは、家庭でも簡単につくることができるので、然程テクニックが必要になるワケでもありません。ただ、お客さんに提供することになるので、衛生法にはシビアではあります。そのため、衛生面、清潔感だけはしっかり守る必要になります。
また、たかがチョコバナナではなく、自慢や自信をもってお客さんに提供していただきたいです。
屋台というとどうしてもチャラチャラしているイメージが持たれやすいですが、利益あっての商売です。
売上につながるように動くことを意識していただきたいです。未経験者歓迎ですし、何かしら学んでください。
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