今回紹介する作品タイトル
時をかける少女
あらすじ
平凡な女子高生マコト。いつもと同じように平凡な日を過ごしていた。しかし、その日はとことんついていない。「いつもはもっと上手くやれるのに、、、」誰もいないはずの理科実験室から人の気配を感じたマコト。結局誰もいなかったが、落ちていた種を潰してしまう。
その日、とことんついていないマコト。自転車で閉じている踏切に突っ込み、電車に撥ねられてしまった。はずだったのだが、気がつくと2分前に戻っていた。そこで彼女はタイムループの力を手に入れたことに気がつく。自由に時間を飛べるようになったマコトは、好きなだけ眠り、好きなだけ遊び、都合の悪いことは目を瞑って回避していく。その力の弊害とは、なんのための力なのか。ラストは絶対に感動する、SF青春ストーリー。
おすすめする(見どころ)ポイント
自分のことを好きだという千昭に対して、恥ずかしさから時間を戻しなかったことにしてしまう真琴。何度もそれを繰り返すうちに運命は変わってしまう。真琴の親友であるユリと付き合うことになった千昭。なぜかそれを見てモヤモヤしてしまう真琴。ただの男友達だと思っていたけれど、自分の気持ちに気づくことができるシーンが大好きです。最終的には結ばれるハッピーエンドとは言えないけれど、お互いに想いは通じ合っているところでは胸がジーンとなります。
改善してほしいと思ったポイント
ループを何度も繰り返すので何度も見て状況を一つずつ整理しなければ、頭の中がこんがらがってしまいます。この映画を面白くないと感じる人がいるとすれば、その人はこの物語の筋書きを理解できていないのではないかと思います。
やるべき・観るべき
私はこの作品が大好きで、合計して5回ほどみています。何度見ても見飽きないです。自分の高校時代を思い出す青春ストーリーでもあり、胸がキュッと締め付けられるような切ないラブストーリーでもあります。私も時間を戻すことができたなら、あの時あの人に想いを伝えられたかな、と叶いもしない切ない気持ちを思い出してしまうかもしれません。甘酸っぱいキュンキュンしてしまうお話です。
類似似作品
新海誠監督の「君の名は。」は類似作品として挙げられると思います。ラブストーリーである点とタイムループの話である点がとても似ています。「君の名は。」よりと学校生活の要素が強いので、SFとはいえ、より身近を感じられる作品は「時をかける少女」です。
総評
細田守監督の作品に裏切られたことはありません。夏に見るべき作品の一つであると思います。私も夏を迎えるために今年もこの映画を見ました。胸キュンでもあり、SFでもあり、青春ストーリーでもあることの作品を見れば、懐かしい甘酸っぱい気持ちになること間違いなしです。少し難しい話をなりますが、ぜひ見るべき名作です。
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