人生で一番印象に残っている恋愛
自分が趣味で行っていたスポーツの社会人大会に別の知人をたまたま応援に来ていた彼女に一目惚れをしました。いわゆるナンパみたいなことは今までしたことがなかったのですが、この機会を逃したら一生後悔すると思い、思い切って大会後のうちあげに誘いました。思い切ったかいもあり快く打ち上げへの誘いを受けてくれました。そこで連絡先を交換し後日お付き合いをすることができました。付き合いだして数カ月後初めての旅行をすることになり、少し遠出をしてお買い物や観光を楽しみ無事かえることになったのですが、その帰り道に僕の些細な一言で喧嘩になったことが一番心に残ったデートとなってしまっています。初めての旅行デートで喧嘩をした経験がなかったのですが、逆に初めての旅行デートで思い切り喧嘩ができたという経験がお互いにとって想像以上にいい方向に向かいました。喧嘩をすることも多かったですが、これまでにお付き合いをしてきた方たちとはそこまで喧嘩をすることなく別れを迎えてきていたので、僕にとっては最高のパートナーだったのかもしれません。
一番嬉しかったこと
僕自身が出張の多い職場で働いており、国内海外問わず一年の半分くらいは出張生活をしていました。その時期は台湾によく出張に行っていました。1ヶ月位台湾に行っては少し帰ってきてまた行くといった生活を繰り返し、彼女と合う時間もほとんどありませんでした。そんな生活の中、一度だけ日本に帰国し税関を通過したところで当時の彼女がわざわざ空港に迎えに来てくれたときは正直泣きそうになるくらい嬉しかった。彼女は私が自ら会いに行かないと会えないの?と軽く怒られましたが、今までで一番印象に残っている瞬間です。
印象的な喧嘩の内容
会社の飲み会に参加していたときに、たまたま学生時代の女性友達と街で再開し,l,会社の同僚と女性友達と飲みに行きました。その時も出張続きで彼女と会えていない時期でした。彼女は飲み会のあとで迎えに行ってでも会いたいと言っていたが、僕も久々にあった友人や同僚と楽しく飲んでいたので今日は会えないが明日デートしようと断っていました。しかしサプライズ好きな彼女でもあったので、諦めたふりをして迎えに来てしまいました。彼女からしたらまさか女性と飲んでいると思ってもいなかったので、信じられないくらい怒られました。しかし僕もお酒が入ってしまっていた為、食ってかかってしまい大喧嘩へと発展してしまいました。今でも反省をしている喧嘩です。
一番悩んだこと
出張続きな生活を送っていたため、将来もし結婚して子供ができたら自分は旦那として、父親として家族を支えていくことができるのだろうか?と自分の中で思うようになり、相手の気持ちも聞くことなく勝手に悩んだ時期がありました。本気で転職を考えたり、仕事が嫌いではなかったので彼女と別れて将来的に彼女に嫌な思いをさせないようにしてあげようかなど様々考えました。そんなことを考えながら仕事をしていた時期はほんとにミスばかりしていました。無理に元気なふりをしてミスを多発していたので、上司からそんなにふざけているからミスをするんだと怒られ続ける日々もありました。この時期は仕事も恋愛も全部投げ出して自由になりたいと本気で思った時期でした。
その悩みをどうやって解決したか
ある日ほんとに大きなミスをしてしまいました。そのときに上司が何故か分からないが悩みがあるんじゃないかと思ってくれて、噺を聞いてくれました。もちろん上司も同じ職場にいるので出張も多い人間でした。結婚も経験しているため、僕の悩んでいる気持ちも少なからずわかってもらえました。その上司はそこまで重く悩んだことがないとのことでした。しかし、どんな仕事をしていても家族を養っていくためにはお金が第一に必要だ。そのためには仕事をしなくてはならない。今の仕事を投げ出して他の仕事をしたとしても、一人前になって養えるレベルになるためにはまた数年かかるぞ。ほんとに今の人と近い将来家族になりたいのであれば今の仕事で一人前になる方が近道だぞ。という言葉を頂き、ほんとに一気に気持ちがスッキリしました。上司がなぜ悩んでいることに気づいたかは分からないが、そのおかげで悩みが解決しました。
その相手との後日談
結局交際3年で結婚をしました。小規模ですが結婚式を上げ、そのまま新婚旅行へ行き。帰ってまもなく第一子を授かりました。案の定家族ができても出張生活は変わりませんが、妻の理解もあり家族に迷惑をかけながらではありますが楽しく暮らせています。仕事も一人前とは言えませんが、着実に一人前に近づいているように感じています。当時の上司にも恩返しをしながら働けています。その後第二子も授かりました。そして三人めがほしいと思いながら過ごしていたある日、第三子四子となる双子も授かることができ、今では家族六人で楽しくにぎやかに暮らしています。
長く付き合っていくためのアドバイス
自分も生きている以上ある程度信念を持って生きていきたいものだが、長く付き合って行くためには相手をまず第一に考え相手の信念をまず尊重することが大事だと思います。家族を持つと相手がその分増えるが、それでもみんなのことを考えなおかつ自分も楽しむことが大事だと思います。相手の趣味に合わせそれを極めることで相手の信念も曲げることなく自分も楽しむだったり、時には自分の趣味も相手に勧めて見て一緒に楽しむだったり、そんな付き合い方が僕は理想的だと思います。長く付き合っていればお互いに良い面や悪い面が間違いなく見えてくるが、お互いで楽しめる共通の事柄あるのとないのとではもし悪い面が見えたときにでも乗り越えるための大きな武器になってくると思います。
今当時を振り返って、過去の自分や同じような状況の方にかけたい言葉
仕事が原因で将来を迷っているのであれば、目先の幸せを掴むための近道だけは絶対にしては行けないと思います。逆に今が幸せなだけでいいのであれば近道することも悪いとは思いません。しかし、目先の幸せをちょこちょこ感じる喜びとは比較にならない幸せも努力や我慢の向こうにはあると思います。また、大きな幸せがほしいのに近道ばかり探しているようでは、遠回りをするより遥かに苦労することもあります。結果的に近道しても遠回りしても変わらない時間であれば、無駄に体力を失った近道より、余裕でゴールできる遠回りのほうがいいと思いませんか?急がば回れという言葉の通り、遠回りをしてでも堅実に進むことでより大きな幸せがつかめるものだと思います。
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