人生で一番印象に残っている恋愛
大学1年生の時に遠距離恋愛をしていましたが、相手と音信不通になり自然消滅のように別れる結果になりました。
その時にずっと相談に乗ってくれていた高校時代の同級生と、お互い両思いであることが分かり、付き合うことになりました。
彼は、音信不通になった元彼の友達でした。
私が不安で悩んでいる間、毎日のように会いに来てくれたり、相談に乗ってくれたりしていました。
そして、後から知りましたが元彼の行方を他の友達と一緒に探してくれるなど、私の気持ちを考えて一緒懸命動いてくれていたのです。
いよいよ連絡が取れないとなった時、彼が私に「俺が代わりに一緒にいる」と告白してくれました。
その時は、本当に嬉しい気持ちになったことを今でも覚えています。
大学が別々だったので、会う時間を作るのは難しかったですが、彼の住むマンションの近くのコンビニを選んでアルバイトをし、アルバイト終わりに待ち合わせてデートするなど工夫をして時間を作っていました。
今思えば、一番楽しい時代でした。
一番嬉しかったこと
私に「この先、他の誰と付き合うことになったとしても、一番好きなのはお前だけだ」と言われたことです。
元彼が音信不通になり、行方が全く分からなくなったこともあり、すぐに彼と付き合うことを公にすることを控えていた時期に、よく近所の公園でデートしていました。
その時に、そうした趣旨の言葉をかけてくれたのです。
元彼が人生最初の彼氏で、この時の彼は2人目の彼氏でした。
元彼はシャイなタイプで、そんな言葉をかけてくれたことがなかったので、本当に嬉しい思い出となっています。
印象的な喧嘩の内容
お互いの友人を紹介することになった時に、私が紹介した子が彼を好きになってしまい、また彼が連れてきた男性が私のことを好きになったと言ってきたことがありました。
普段から喧嘩をすることは殆どありませんでしたが、この時ばかりは流石に言い合いになったことを覚えています。
お互いに「色目を使った」とか「陰で都合の良いことを言った」などと言い合いになって、しばらく会わなかったと記憶しています。
ですが、1ヶ月もしないうちに誤解が解けて仲直りしました。
一番悩んだこと
音信不通だった元彼が見つかり、図らずも三角関係の状態になってしまったことです。
元彼は自衛隊に入隊しており、訓練期間の途中から外部との連絡を禁じられていたために居場所も分からなくなっていたのです。
この時は、私も彼も元彼から「裏切り者」呼ばわりをされてしまい、2人で一緒に悩んだことを覚えています。
彼は、友達思いな性格だったので、悩みに悩んで何度も別れ話になりました。
また、元彼はストーカーのようになってしまい、私の家の周りをうろうろしたり、夜中に部屋の窓へ小石を投げて出て来るように催促するなどの迷惑行為を行うようになりました。
家族にも危害を加えられたらどうしようと、毎日心配して過ごしていましたし、彼とも会えずに辛い日々でした。
その悩みをどうやって解決したか
元彼が私との関係終了を望まず、ストーカーと化したことについては、自分たちの力ではどうしようもなく、元彼が所属していた隊やご両親に連絡をして、ストーカー行為を止めるように説得してもらいました。
元々、元彼のご両親は私たちの付き合いに反対していた節があり、熱心に元彼のことを諌めてくれました。
自衛隊の方でも、事態収束のために元彼を遠方へ異動させてくださり、ストーカー行為は収まりました。
しかし、彼との関係は元通りとはいきませんでしたが、やはりお互いに好きな気持ちを忘れることができず、付き合いを続けることはできました。
その後も、元彼のことでゴタゴタすることが数年続きましたが、彼との関係は良好だったと記憶しています。
その相手との後日談
元彼が現れたことで、お互いに罪悪感を抱えることになってしまい、ひとまず「別れた」という形を取る時期もありました。
しかし、どうしてもお互いに気持ちの整理がつけられず、その後の数年は付き合ったり別れたりを繰り返しました。
大学を卒業する頃になり、私は大学院へ進学することになり住んでいた県を離れることになり、別れました。
遠距離恋愛で付き合いを継続することも考えましたが、元彼とのトラブルが軽いトラウマになっていて、別れを決断しました。
今でも、彼はどうしているのか考えますが、最後に別れる際に「再会したら、絶対に好きな気持ちが再燃するから、もう二度と会わないようにしよう」と約束をしたので、会っていません。
幸せに暮らしてくれていればと思います。
長く付き合っていくためのアドバイス
好きな相手と長く付き合っていくためには「無理をしない」ことと「気持ちをはっきり伝える」ことが大切だと思います。
私は寂しがり屋な面があるので、そもそも遠距離恋愛には不向きな人間でした。
ですが、どうしてもと相手に求められて遠距離恋愛に踏み切った結果、取り返しのつかない失敗をしてしまったのです。
私は、相手の気持ちを尊重しすぎて「無理をした」結果だと考えています。
自分の気持ちを抑えすぎず「無理をしない」ことは重要なポイントだと思います。
また、それと同様に「気持ちをはっきり伝える」ことも大切です。
自分の気持ちを押し殺して相手にばかり合わせていると、必ず限界が訪れます。
お互いの気持ちを確認し合うことで、長く付き合っていけると思います。
今当時を振り返って、過去の自分や同じような状況の方にかけたい言葉
私は、過去の自分に対して一切の後悔はありません。
元彼とのトラブルやあの彼との熱い思い出を振り返ってみると、確かに失敗はたくさんあります。
しかし、過去の自分はその時の「最善」を常に意識していましたし、絶対に後悔しない選択をしようということを心がけていました。
それは、彼も同じでした。
付き合い始める時も、最後に別れを決断した時も、絶対に後悔しない選択をしようとお互いに話し合ってきたのです。
だから、今あの頃を振り返って過去の自分に声を掛けるとしたら「失敗しても大丈夫。今のあなたが後悔のない決断をしてね」と言葉をかけたいです。
そして「今の私は、あの彼との思い出が残っているからこそ幸せだよ」ということも教えてあげたいです。
この記事は役に立ちましたか?
もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。