【恋愛・結婚体験談】ロマンチック体験談:彼氏がバラ園で繰り広げた愛のサプライズ

人生で一番印象に残っている恋愛

彼(イギリス人、同い年)と出会ったボーディングスクール(寄宿学校)にはバラ園があったのですが、その付近を夜散歩していたとき、「ちょっと目を閉じて」と言われ、数秒後に「目を開けて」と言われたので目を開けると、そこにバラを持った彼がいました。そのバラを彼に差し出され、「外国人の彼氏はロマンチックとは聞いていたけど、こんな少女漫画みたいなことするんだ‥‥」と思ったのを覚えています。時は流れ、私の卒業式の日、私と彼はまたバラ園の近くを散歩していました。すると彼がまた「目を閉じて」と言いました。何が起こるか予想はつきましたが、言われた通り目を閉じると、彼は「目を開けて」と言いました。そこには、私の着ていたドレスによく合うような、白いバラを差し出す彼がいました。過去のオマージュのような出来事に笑ってしまうと同時に感動しました。私の青春を表現したようなそのバラを髪に挿して臨んだ卒業式は、とても印象深い、思い出に残るものでした。

一番嬉しかったこと

彼と遠距離になってから、初めて会えたときです。毎日のように一緒にいたのに、しばらく会えていなかったうえ、時差もあったので、久しぶりに会えたときは嬉しかったし、彼が嬉しそうだったのが何より嬉しかったです。会えていなかったときのことをたくさん話したり、電話ではできなかったハグやキスをしたり、一緒に料理をしたり、近くの観光地に行ってみたり、ゲームをして夜更かししたりと、たくさんの楽しい時間を過ごしました。

印象的な喧嘩の内容

彼は遊戯王が趣味で、遊戯王クラブに入るほどなのですが、バレンタインデーの日に一緒に晩ごはんを食べようと言っていたのに、早めに切り上げて遊戯王クラブに行ってしまったことがありました。食事自体食べ終わっていたこともあって、その瞬間は特になんとも思わなかったのですが、後になって、「バレンタインディナーより遊戯王優先はありえなくない?」と思って彼にそれを伝えました。彼も最初は趣味くらい参加したいと言っていたのですが、ちゃんと話し合うと、私の気持ちもわかってもらえました。

一番悩んだこと

最低でも4年間は遠距離になることがわかったとき、このまま彼との遠距離恋愛を続けていくか、それともお互い若くて出会いも多いので別れて、別々の道を歩むか、真剣に悩みました。それぞれ別々の国で、新しい環境、人、出来事と巡り合う中、これまで通り関係を続けることが、お互いにとって足枷になったらどうしよう、というのが一番の悩みでした。今は解決しましたが、そのときは本当に、別れてそれぞれの人生を歩んだほうがいいのではないかと思ったこともありました。今のところは、その時の考えで別れなかったことは、結果的には正しい選択だったのかな、と思っているので、一時の感情で行動しなかったことは本当に良かったと思っています。

その悩みをどうやって解決したか

私と彼が通ったボーディングスクールでは、学校内で出会い、付き合い始め、そのまま遠距離恋愛になるカップルが多かったので、先輩たちの中で、今でも遠距離恋愛として続いているカップルに相談しました。すると、先輩たちも実は別れようか別れるまいか悩んでいた時期があったということを知りました。先輩たちは、「一時期の悩みや感情で別れてしまうのはもったいない。遠距離で寂しいだけかもしれない。自分たちが一緒にいる未来を思い浮かべると、寂しさ解消につながるので、別れようかなという思いも、だんだん薄れてくる。」と言われました。先輩のアドバイスに従って、彼との将来を思い浮かべると、別れる方に傾いていた気持ちがもとに戻りました。今思えば、あのとき別れなくてよかったです。

その相手との後日談

現在もまだ、遠距離恋愛として続いています。時差やスケジュールの違いのせいで長電話などはあまりできませんし、国境どころか海も超えた恋愛なのであまり会うことはかないませんが、次に会う日を楽しみに、毎日メッセージを送り合ったり、写真を送り合ったりしています。何かあったらきちんと話し合いをする、という基本的なコミュニケーションを大事にして、お互いのことを大事にして、これからも幸せな恋愛を続けていきたいと思います。

長く付き合っていくためのアドバイス

コミュニケーションはやっぱり鍵です。映画などでも、コミュニーケーションが取れていなくて別れにつながることが多いように思います。きちんと話し合っていれば別れなくてすんだのに、という後悔や、すれ違いは本当にもったいないです。コミュニーケーションは恥ずかしがらずに、しっかりと取りましょう!また、私の先輩たちがいったように、一時期の感情や悩みでそのまま別れてしまうのも、本当にもったいないです。勢いで別れたり喧嘩したりするのではなく、自分の中でしっかりと消化して、相手とコミュニケーションを取れば、よっぽどのことがない限り別れは避けられるはずだと私は信じています。まとめると、「コミュニケーションを大事にし、勢いで行動しない」ということです。

今当時を振り返って、過去の自分や同じような状況の方にかけたい言葉

遠距離恋愛、特に時差が大きい遠距離恋愛は、とても辛くて別れが脳裏をよぎったり、寂しさに耐えられなくなりそうになったりすることもあるかと思いますが、二人の幸せな未来のためには、今が踏ん張りどきです。今頑張らずに、幸せな恋愛をフイにしてしまい、相手と二度と会うことができないのは本当に、本当にもったいないです!今頑張って遠距離恋愛を乗り切れば、きっと二人にとって最高の未来が待っているはずです。同じ遠距離恋愛を経験してきたものとして、一緒に遠距離恋愛を乗り切りましょう!二人が一緒にいる、楽しくて幸せな未来を一緒に見に行きませんか?きっとそこには、今まで頑張ってよかったと思えるような最高の景色が待っていますよ。

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