人生で一番印象に残っている恋愛
結婚相談所で婚活をしている時に、相手の人に出会いました。
私が登録しているところと同じところに登録をしていて、同じ県内に住んでいることで私の方から連絡をしてみました。
顔写真をプロフィールで見たときには、とても無愛想な感じの人で、他の登録者はみんな笑顔で写真撮影をしているのに一人だけ笑顔ではないため、「怖い人なのでは?」と思い、いちよこちらから連絡はしてみたものの「あまり、連絡を返してほしくない人かも・・・」と思っていました。
ですが、私が連絡をした次の日にメッセージの返信がありました。
とてもまじめな雰囲気の人で、私がメッセージを送れば、それにしっかりと返信をくれますし、仕事が忙しくても毎日連絡を忘れずに返してくれる人でした。
初めは、怖い人だという印象だったのですが、どんなときにも自分の意見を持っている人で、真面目な性格の人だと分かり、メッセージの連絡を始めて2週間ほどで実際に会ってみて、そこから週に一度会う仲になり、お付き合いに発展しました。
一番嬉しかったこと
出会ってからお付き合いが始まって、私よりも7歳年上の人ということで、私よりもしっかりとしていて頼りがいのある人だったのですが、なんとなくいつも緊張してしまい、私は素の自分を見せることができませんでした。
ある日、一緒に歩いていて、私が道を間違えてお付き合いしている人とはぐれてしまった時に「手をつないでた方がいいよ」と言ってくれて、初めて手をつなぐことになりました。
とても緊張しましたが、嬉しくて、そのことがきっかけでデート中に手をつなげるようになりました。
印象的な喧嘩の内容
私が、バレンタインデーに相手の人に手作りのクッキーをプレゼントしました。
相手の人は、少し太り気味で最高体重が100キロあったということも聞き、健康のために少しカロリーを抑えた、ヘルシーなクッキーにしたのですが、デート中に彼氏がそのクッキーを食べて「味が薄い!これ、砂糖入ってるの?」と聞いてきました。
私としては、レシピ通りに作りましたし、味見もしていて、彼氏の健康のためを思って作ったものだったので、腹が立って、「一生懸命作ったんだから、そんな風に言わなくてもいいんじゃない?」と喧嘩になりました。
一番悩んだこと
食の好みが違うことです。
私があっさり系の食事が好きですが、彼氏はこってりした味のものが好きなため、デートでランチだけ一緒の時には彼氏の好みに合わせられますが、一緒に旅行に行くとなると、相手に合わせてばかりの食事では辛かったです。
また、私は朝昼晩と食事を普通に取りたいのですが、彼氏は朝は弱いので、食事をほとんど取らないため、生活リズムが違い、結婚も考えていたので、一緒に結婚して生活をするようになったら、どうなるのだろうと不安になり悩みました。
食生活の好みは、合わせようと思っても合わせられないために、自分が我慢し続けるか、相手に合わせてもらうかどうしようか、どういう対応を取ればいいのかで悩み、対策を考えてみようと思いました。
その悩みをどうやって解決したか
お互いの好みを尊重できるように、食事は、デートの時には相手の好みに合わせて、こってり系を選んだり、後は、ファミレスなどの自分が好きな物を選んで食べられるところでは、それぞれに自分が食べたいものを選び、好きに食事をするようにしました。
食事は、何を食べているかではなく一緒に食べながら話をすることが大切だと思ったので、好みが違っていてもお互いが楽しめるようにと工夫をしました。
ラーメンを食べに行くときには、彼氏はこってり系で量が多いものを選び、私はあっさり系の味で量が少なめにしてみたりして、お互いが無理なく食事ができるよう、2人で食事をするのが嫌にならないようにしてみることで、悩みを解消することができました。
その相手との後日談
2年間のお付き合いを経て、結婚をすることになりました。
お互いの性格の違いや、価値観の違いは感じましたが、真面目な性格で、これからも一緒に居ても安心して生活ができると感じました。
私が30歳を過ぎていて、彼氏も40歳が近かったこともあり、お付き合いの当初から結婚を考えてのお付き合いだったため、タバコを吸わない事やギャンブルをしない事が決め手となり結婚を決めて、今では4歳になる子どもを授かり三人で生活をしています。
長く付き合っていくためのアドバイス
価値観が全く同じで、一緒に居ても居心地が良いと思える相手に巡り合えるのが一番ですが、なかなかそういう相手に巡り合うことはできません。
そのように価値観の全く同じ相手に巡り合うことを待っているだけでは、一生相手が見つからないままになってしまうこともあります。
なので、カップルとして長くお付き合いを続けていくためには、お互いの違いを認め合って、その違いを認め合いながら、それでもお互いに一緒に居て楽しいと思える時間や空間作りをするために努力をすることです。
違いがあっても「これは、あの人の個性だから」と思って認めてあげて、逆に相手にも自分の事を認めてもらうことで、お互いのことを尊重し合いながら長くお付き合いをすることができます。
今当時を振り返って、過去の自分や同じような状況の方にかけたい言葉
出会って1週間ほどの時に、一緒に食事に行くと、「両親に演劇のチケットをプレゼントしようとしていたけれど、体調が悪くてその演劇を観れなくまってしまったので、もしよかったら2人で見ませんか?」と誘ってもらいました。
たまたま、私もちょうど見たいと思っていた演劇だったことと、両親のためにチケットをプレゼントしようと思っていたという気持ちの持ち主であることが分かり、とても優しい人なんだと思い、素敵な人だなと思いました。
このように、相手の良い部分をしっかりと理解して、悪いところばかりに目を向けるのではなく、良い部分と悪い部分や直してほしい部分を総合的に考えて、相手の人とこれから長く居れるかを考えると良いです。
自分との違いを見つけた時には、相手に自分の価値観を押し付けるのではなく、「自分は自分、相手は相手」と割り切り、相手を受け入れる気持ちを持つようにすると良いです。
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