保育士での主な仕事内容
子どもの日々の世話がメインだが、成長記録を取ったり、保護者に向けての連絡帳で今日あったことを伝える。行事などの司会進行が主な仕事内容である。
朝から夕方まで子どもが怪我しないか、喧嘩などしないかを見守る。日々、経験を増やすために散歩に行ったり、製作などで様々な素材に触れたり、季節に合わせた遊びをしていく。来月はどんな成長をするか、どんなことをさせて遊びたいかを月案として、それがどのくらいクリアできたか、できなかったか、次の目標は何かなどを書いて書類に残していく。来週は何をするかを毎週考える。保護者への連絡帳にはどんなことをして遊んでいたか、面白いエピソードなどを入れて書いていく。 保護者の送迎の時には悩みを聞いたり、家での様子を聞いたりなど雑談の中で情報を手に入れていく。行事などでは子どもに合った内容を考え、今の子どもたちにできることを保護者に見せれるよう、円滑に進むように飽きたりしないように進行していく。
保育士ならではのやりがい
子どもの成長を一番近くで毎日見れるのでそこにはやりがいを感じていました。
昨日はこんなことをしていたのに今日は歩けるようになった、こんな言葉をしゃべれるようになったなど子どもは日々とても成長しているので、それを見ることが楽しかったし、保護者と共有することにやりがいを感じていました。保護者から家で先生の話をしていました、家でもこんなことして遊んでいます、などと言ってもらえるとすごくうれしかったです。
自分が考えた遊びや、持ってきた内容などを子どもがハマってたくさん遊んでくれた時など、嬉しいし用意してよかったな、次はこんなものを作ってあげようなどと思って日々過ごしていました。これはハマらなかったんだと思ったものも少し経ったらやっていた時など見ていると面白かったです。
責任をもって保護者と一緒に子育てをしていることが楽しかったです。
保育士のマイナスポイント
責任がとても重いので、辛くなってきました。
子どもの命を預かっているし、この歳ではここまで成長してほしいというものをクリアするためにどんなことをしたらいいのかを考えることが大変でした。
子どもによっては育てずらいという子どももいますが、普通の子どもと一緒に集団生活できるように考えていかなきゃいけないことも大変でした。
女の人が多い職場なので、人間関係も大変でした。他の人の目を気にして保育をしなければいけないことが何とも言えなかったです。
自分のやりたいことと園長などの意見が異なった時はやりたいことができなくなってしまうので、思う通りにできずにモヤモヤとすることも多く、段々とストレスも多くなってしまいました。
保育士の仕事に活かせる経験・スキル・資格
保育士資格
幼稚園教諭一種、幼稚園教諭二種
この二つは必須になると思います。
子育て経験、実務経験があるとやりやすいと思います。
子どものことが好きで、資格がなくても子どもを包み込む包容力があったら仕事に生かせると思います。
保育士の仕事に向いている人・向かない人
子どものことが好きなことは前提としてとても必須であります。
子どものことが好きではない人は毎日一緒にいなければならないので辛いと思います。
周りのことを見て臨機応変に対応できる人は向いていると思います。反対に黙々と作業をしたかったり、一つのことに集中すると周りが見れなくなってしまう人には向いてないと思います。
文章を書くことにあまり抵抗がなく、早く書けるということは大切になってきます。文章を書くことが苦手だったり、時間があまりにもかかってしまう人は向いてなように感じます。
子どもの成長を感じられなかったり、今はこんな状況だからこうしたほうが良い、ここが危ないかもしれないから配置を変えようなどとその時の状況をすぐに判断できる人は向いていると思います。
保育士仕事でのキャリアパス
最初は、先輩保育士と一緒にクラス担任になると思います。先輩の動きを見てどんな保育をしているのか、子どもにどんな声掛けをしているのかを見て学んでいくと思います。
その時期が過ぎたら、自分がクラスを回すようになります。先輩に見守ってもらいながらやっていきます。できるようになってきたらクラスのリーダーを任されると思います。クラスリーダーは他の職員の指示も必要になってきます。周りを見て指示していきます。そのあとは、学年主任になります。学年ごとに行う行事などの時にリーダーになります。その後は、副主任、主任になっていくと思います。園長の補佐で書類作りなどをしていくと思います。そのあとは園長になると思います。園で起きた問題を解決する力が必要です。
保育士業界の最近の動向
保育業界は、今人で不足になっています。
やはり、責任に対する給料がとても低いと思います。子どもが怪我をした時など病院に連れて行ったり、けがをした時の処置などやらなければいけないことが多いのにこんなに低い給料だとやりがいよりも大変さが勝ってしまいます。
子どもが少なくなってきているので、園児がなかなか集まらずに定員割れしている保育園がとても多くなってきています。その点、駅が近い保育園や教育内容がすごい保育園には応募が殺到していて空きが出るのを待っているような状況になってしまっています。
また、0.1.2歳だけを預かっている小規模保育園は需要が無くなってきています。5歳までの保育園にやはり入れたいという気持ちが多いと思うので、なかなか園児が集まらずにいることが多いです。
女性が多い職場になっているので、人間関係も問題になっていると思います。それが理由で離職してしまうことも多いと思います。
保育者側からは多くの求人はあるので選び放題になっているような状況なので、職員の数が潤っているところと少ないところの差が激しいと思います。
保育士仕事を未経験で目指すには?
未経験では初めてでわからないこともたくさんあると思いますが、子どもが好きという気持ちを忘れずにしていれば段々とわかることも増えてきてやりがいを感じることができると思います。
最初は先輩が怖かったり、聞いていいのか分からないということもあると思いますが、先輩になんでも聞いていいと思います。こんな時はどうすればいいのか、子どもがこんなことを言ってきたなどと情報共有としても大切だと思います。
こんなことをやってみたい、こんなものがあったのですがどうですかなどの前向きな提案などもしていくと先輩もやりやすいと思います。
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