ダンガンロンパ(PSP、 PSVita、 Switch、PS4、PS5)の評価

今回紹介する作品タイトル

ダンガンロンパ(PSP、 PSVita、 Switch、PS4、PS5)

あらすじ

超高校生級の才能の持ち主しか入れない学校「希望ヶ峰学園」。
そこになんの変哲もない平凡としか言いようのない少年・苗木誠が入学することになる。
なんと彼はただ「運が良かった」だけの「超高校級の幸運」の持ち主として抽選で選ばれたのだ。
そこには超高校級のアイドル、超高校級の野球部員など、個性豊かな超高校級が集まっていた。
しかし学校に到着したと思った瞬間に目眩を感じて気を失い、目覚めると異様な雰囲気の校舎内に閉じ込められてしまっていた。

更にモノクマと呼ばれる動くぬいぐるみロボットが学園長として、彼らに「ここから出たければ他の生徒を殺せ」と言い出す。
しかも「誰にもバレないように殺さないと死刑になる」という条件付きだ。

誰もが起きないだろうと思っていたが、最初の殺人が起こってしまう。
そこで告げられたのは犯人である「クロ」を裁判で見つけ出さないと「クロ以外の全員が殺される」というルールだった。

おすすめする(見どころ)ポイント

アニメ化もされ、ゲームも第三弾まで製作されたデスゲームものの傑作です!
特にこのダンガンロンパの第一作目「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」は最初の作品ということで、これでもかとネタとギミックが詰め込まれ、ネタを知っている人は何倍にも楽しい思いをすることでしょう。
またキャラクターデザインが本当に良いです。女子は可愛いし、男子はお茶目だったり、かっこよかったり、可愛かったりと、きっとどのキャラのことも好きになってしまうでしょう。
そんなキャラクターたちが「殺し合い」をする、というシチュエーションは乙女でなくとも燃えます(萌えます)。

改善してほしいと思ったポイント

シリーズを追う毎にシステム回りが良くなったのですが、それでも基本的には推理ものアドベンチャーゲームの形を取っているので、移動して話したり、調べたり、といった手順を踏むことが多くなります。
人によってはそれが結構手間だったり、またどうすればいいか分からなくなって詰みやすいポイントです。
それに加えて推理モードの時にいくつかミニゲームがあるのですが、最初はやり方が分からずに「何すればいいの?」という間にゲームオーバーになってしまいます。
もう少しチュートリアルが充実していた方が初心者はやりやすいでしょう。

やるべき・観るべき

迷うくらいだったら絶対に購入して下さい。
今年に入るまでは「第一章のみ」が配信許可されていましたが、それが全部解禁となりました。実況動画で楽しむこともできます。
しかしこの作品は自分でやって、じっくり物語の世界に入り込んでこそ楽しめる作品です。
キャラ一人一人の作り込まれた細かなエピソードを、あなた自身でゲームをして、味わって下さい。
全てを終えた時には大半のキャラを好きになっていることでしょう。そう○○ですら。

類似似作品

推理+アクションということで、普通の推理アドベンチャーゲームにはない味わいですが、アクション要素ではないものの、やはり「逆転裁判」シリーズは似ています。
特にデフォルメされた個性的なキャラクターたちが事件に関わり、事件を起こし、裁判を通して事件が解決されていく。
そういったタイプの作品が好きな人はきっとハマることでしょう。

総評

昔は推理もの、アドベンチャーゲームといえば場所を移動して調べる、話を聞く、を繰り返すものでしたが、こんなにもスタイリッシュでアクション要素を加えられるのだ、という驚きがこのダンガンロンパにはあります。しかも音楽が良い。
ここまで全く触れてきませんでしたが、この作品の一番のおすすめポイントは音楽です。
高田雅史氏のポップでテクノでテンションが上がるBGMが色々な場面を盛り上げてくれます。
この音楽を聞くだけでもこのゲームをやる価値があるでしょう。
まだ触れたことがないというあなた。
ぜひこの機会にダンガンロンパという世界に入り浸って下さい。

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