マダムセクレタリーの評価

今回紹介する作品タイトル

マダムセクレタリー

あらすじ

主人公は元CIAの分析官だった女性エリザベスです。
夫と3人の子供たちと郊外に暮らしていましたが、ある日突然、CIAの元上司が訪ねてきました。
この元上司は、現職アメリカ大統領コンラッドで、国務長官が急死したのでエリザベスに国務長官になってくれと頼みに来たんです。
エリザベスは迷った挙句、国務長官となり、けっこう個性的なスタッフたちとぎくしゃくしながら信頼を勝ち取ります。
また、エリザベスを認めない大統領首席補佐官ラッセルとやりあい、結局は信頼を得るんですよね。
エリザベスの夫は宗教学の大学教授ですが、とても理解あるうえにイケメンでもと軍人でCIAの仕事もするようになったりするんです。
なかなかに国際関係の交渉がうまく描いてあって、見ごたえありです。

おすすめする(見どころ)ポイント

なんといっても、アメリカの女性国務長官としてがんばるのが見どころです。
クリントン政権のオルブライト国務長官が先ですが、このオルブライト氏もカメオ出演していて「コンディ(ライス次官)と3人で飲みましょう」というセリフに笑えました。
国務長官というのは外務大臣のことなので、外国との交渉事が多く、アメリカも色々なことをしているので強硬になんでも押し切るわけにいかないですよね。
そういうときに、エリザベスの家庭内の出来事とかを交えて思わぬことをヒントに解決するのも興味深い、女性が見ると元気をもらえます。

改善してほしいと思ったポイント

うーん、別に改善してほしいことはありません。
現在、アメリカの海外ドラマは、アメリカで放送されてすぐに日本でも放送されることが多いのに、この作品は数年後に放送されたんです。
なので、もっと早く放送してほしかったくらい、もちろん、アメリカで終了しているので最後まで見せてほしいです。

やるべき・観るべき

女性にはお勧めだし、登場人物の誰一人嫌味がないドラマです。
なので、どなたにも入りやすいし、外交なんて難しいと思うかもしれないけれど、交渉事はこうするのかというお手本みたいなところがあって勉強になります。
それにエリザベスとヘンリーのご夫婦がとても感じがよく、家庭ものとしても見れる、心温まるのも見ていて微笑ましいんですよね。

類似似作品

政治ドラマとしては「ザ・ホワイトハウス(原題ウエストウイング)」という名作があります。
これは大統領の補佐官たちが狭いはずのウエストウイング(大統領執務室のあるところ)を、やたら歩きながらセリフの多いドラマです。

総評

アメリカの政治や外交を扱ったドラマとして見ても見ごたえがあるし、厳しい仕事をこなす女性を描いたドラマともいえます。
脇役たちもしっかり描いてあり、とにかく楽しく見るだけでもいいし、交渉ごとのお手本としても参考になります。
シーズン6まで続いて終了したので成功作品で、最後までちゃんとまとめてあるのでお勧めです。

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