今回紹介する作品タイトル
キングダムハーツ2
あらすじ
少年ロクサスはトワイライトタウンで残り少ない夏休みを過ごしていた。
ある日を境にロクサスはソラという少年の夢を見るようになる。
そして身の周りでおかしな事件が起こり、友達のハイネ、ピンツ、オレットと調査に乗り出す。
ダスクという白い魔物に襲われ、とっさに手をかざすと、
そこには不思議な鍵状の武器”キーブレード”が出現した。
ロクサスの過去を知る黒コートの男アクセルが現れ、衝突する。
ロクサスは自身の過去を知るため、ディズのもとを訪ねる。
そこには眠りにつく、ソラ、ドナルド、グーフィーがおり、
ロクサスは自分が何者であるかを知る。
そしてロクサスの夏休みは終わりを告げ、ソラが目を覚ます。
ソラ、ドナルド、グーフィーは列車に乗り不思議な塔にたどり着く。
そこで世界に再び異変が起きていることを知る。
おすすめする(見どころ)ポイント
主人公ソラとそれに連なる者ロクサスとの間にある謎、
2人のためにそれぞれ行動するリクとアクセルなどのサブキャラクター達、
それらを軸とした物語が厚く、切なく感動的である。
どのキャラも主人公級に魅力あふれた設定で、
敵キャラについても非常に豪華。
ディズニー作品が冒険するワールドとして登場しており、
ディズニー好きな人はその世界に入り込める楽しさもある。
ゲームシステムについては、
従来のRPGにあるようなエンカウント方式ではなく冒険のマップがそのまま、
戦闘フィールドとなるのが特徴的で、冒険の没入感の妨げにならない。
前作にないフォームチェンジが導入されたのも本作からで、
前作以上に戦闘の幅が広がり楽しめる要素が増えている。
改善してほしいと思ったポイント
ディズニーパートが多く、
ストーリーがディズニー映画を追体験しているような感覚になり、
ゲーム感が薄れるシーンはあった。
キングダムハーツのオリジナルキャラ・ストーリーが登場するのは、
ゲームの序盤と終盤に固まっており、中盤がやや寂しい。
やるべき・観るべき
本作はRPGの中でもやりごたえのある作品。
ストーリーのボリューム、ミニゲーム、やりこみ要素が充実している。
(特に裏ボスのセフィロスはゲーム史に残る強さ)
一方でボタン操作は〇を押しているだけで軽快なコンボが出せ、
アクションゲームが苦手な人にもとっつきやすいのが魅力の一つ。
難易度は選択可能なため、不安であればイージーで始めれば良し。
ストーリーについては過去作を知っているとより楽しめ、
「キングダムハーツ」「キングダムハーツ CoM」が該当。
シリーズでまとまったリックス版が存在するため、
現状はまとめてプレイしやすくなっている。
類似似作品
1.ファイナルファンタジー
ファイナルファンタジー7や8のキャラクターはクロスオーバー的に、
キングダムハーツにも登場しており、世界観は非常に近いものとなっている。
音楽性も近く、またゲーム内のアイテムや魔法はFFにあるものがほとんどで、
FFユーザであれば馴染み深い要素が多くなっている。
2.すばらしきこのせかい
FF同様スクエニRPGで、
こちらのキャラクターもキングダムハーツシリーズに登場しており似た雰囲気のある作品。
キングダムハーツよりもアクション性に特出しており、
バッジを使ったギミックはかなり幅広く遊ぶことができる。
新作の「新すばらしきこのせかい」も発売された。
総評
キングダムハーツシリーズは長編であり、
ナンバリングのないタイトルも重要なストーリーが展開されたりと、
非常に見ごたえ・やりごたえがあるシリーズ。
かわいいディズニーキャラクターに癒されることもあり、
かっこいいキャラクターもあり、切ないストーリーに感動もあり、
アクションやゲーム音楽も王道で、特にKH2は記憶に残るゲームとなる要素が多い。
やりごたえのある作品、それでいて爽快感のあるゲームであれば本作(本シリーズ)がおすすめ。
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