食品倉庫で荷揃えの仕事での主な仕事内容
食品を取り扱っている倉庫でピッキングリストを見ながら品出しをしていました。
リストに品番が書いてあるので、分類を見ながら集めていくイメージです。
乾燥・冷蔵と分かれていて、初心者は乾燥物のところに入るのが一般的でした。
リストが事務所の方から出てくると、一緒にシールも渡されます。
渡されたシールには品番と商品の数量が書いてあるので、書いてある数量を集めていきます。
集めたらシールを貼って、段ボールに詰めていきます。
大体一つの取引先に1つの段ボールといった感じに入れていっていました。
商品が多かったり規模が大きいところだと、いくつかに段ボールを分けていれていました。
乾燥物で例えば破損していた、もしくは破損させてしまった場合は、社員さんに報告をします。
すると破損品の処理をされるので、在庫を調整するようなイメージです。
商品を入れながら数があっていない時も調整をしていきます。
入庫があった時は、賞味期限を前後しないように入れていきます。
食品倉庫で荷揃えの仕事ならではのやりがい
コツコツとできて、自分の食品が老人ホームなどに行くことにやりがいを感じていました。
出てくる取引先さんが、地元でも有名な病院だったりもしてなおさらやりがいになります。
多くの病院の患者さんや老人ホームの利用者さんが待っていると思うと頑張れます。
荷揃えもカウンターがあり、誰がいくつ荷揃えしたのかがわかるようになっています。
その数字で自分の頑張りがわかるために、自分にとってのモチベーションになっていました。
カウンターの数字が多いとほめてもらえますし、間違いが少なくても同じです。
自分のやった仕事に対する評価が良いと、これからも頑張っていこうという励ましになりました。
配達の営業さんと仲良くなるのもモチベーションアップの1つでした。
そして数をきちんと揃えないと後で困る人もいる、ということを意識して仕事をしていました。
食品倉庫で荷揃えの仕事のマイナスポイント
一番やめたり辛いと言っている人が多い理由が「退屈」です。
同じ作業の繰り返しですし、商品が多い時はひたすら重いものを持ったりもします。
商品を破損させてしまい怒られることもありますし、荷揃えのミスで怒られることもあります。
ただしそれはミスを防げばよい話であり、いわれる要素をなくせば防げます。
仕事が粗ければそれは伝わりますし、必然的に仕事が遅くなってしまうことにもなります。
間違いの訂正で時間を食わずに、丁寧にこなしていくことが大事です。
後はたまに重いものもあるために、体を壊して辞める人もいました。
工夫で何とかなる場合もありますが、毎日のことなので、腰などに負担はかけやすいようです。
腱鞘炎にかかる人もいました。
食品倉庫で荷揃えの仕事の仕事に活かせる経験・スキル・資格
資格は特に必要ありません。
しいて言えば、料理を日ごろしている人の方が覚えやすそうでした。
全く食材に興味がない人は、商品を覚えるのにも一苦労だったようです。
日ごろ料理をしている人は、食品の名前を間違えにくいです。
食品倉庫で荷揃えの仕事の仕事に向いている人・向かない人
コツコツした仕事が好きな人にはとてもお勧めです。
あまり人と話すのが得意でないタイプも、自分のペースで仕事ができます。
みんなそれぞれ動いているので、私語も少ない傾向があります。
グループで働くなどが苦手な人にもおすすめの仕事です。
人と人間関係をうまくとるのが苦手な人は働きやすい職場だと思います。
逆に向かない人は、単純作業に飽きてしまう人です。
飽きがあまり来ない人は、ずっと続けていきますが、同じことに耐えられなくなる人もいます。
そういった人は部署を異動するか、やめてしまう場合が多かった印象です。
後は接客など人と話すのが好きだったタイプは、あまり話さないので物足りないかもしれません。
電話などを受けるなどはないので、初心者などには優しかったです。
食品倉庫で荷揃えの仕事仕事でのキャリアパス
長く続けている人は、そこのエリアの長を任されるのが一般的なコースです。
毎朝朝礼の時に働いている人に、話したりしていきます。
そして大まかにリストの配分をその人に能力に応じて分けていく仕事になっていました。
もし早く終わった人がいたら、手伝っていく感じです。
ただしあまりに遅すぎる場合は注意をしないといけないポジションです。
そして長く勤めたら、フルタイムで入っていくイメージでした。
後は管理が難しい例えば冷凍などの部署に異動していきます。
異動したら、在庫の管理・棚卸の指導などもしていっているようです。
在庫管理を時間があるときに日々していき、在庫調整をしていきます。
破損品のデータ的処理などもベテランの仕事だったと思います。
食品倉庫で荷揃えの仕事業界の最近の動向
ニーズに対して需要が追い付いていないイメージでした。
気候で過ごしやすさも変わるために、入れ替わりも早かった印象です。
最近は外国人スタッフも多いと聞きます。
老人ホームなどの需要が増えていっているのと連動して注文は増えています。
そしてその分食材の注文は多いですが、人手は常に足りていない印象でした。
コツコツと長く勤めていたら、場所も覚えて荷揃えも早くなります。
そういった仕事をする人は重宝されるので、長く働きやすい職種といえそうです。
ただし倉庫内の環境整備には力を入れているところも増えるため、空調など改善していくようです。
入庫・出庫・賞味期限管理など入力することもたくさんあるため、倉庫内のパソコンも忙しそうでした。
今からもさらに伸びていく業界なので、仕事量は増えていき、人員も増えるのではと思います。
整理整頓されていて探しやすかったですし、特に外国人も入ったりとより簡単にしているはずです。
そのために今から仕事を考えている人は、覚えるのが苦手なタイプなども安心して働けます。
また多くの倉庫でおそらく需要があるはずです。
食品倉庫で荷揃えの仕事仕事を未経験で目指すには?
未経験の人でも全く心配はなく、ほとんど未経験ばかりです。
初めての人でも品番をたどっていけばよいので、そこまで心配しなくてOKです。
食品なので重たいものも少なく、倉庫の中では働きやすい方だと思います。
とにかく倉庫の荷揃えで必要なのは、早さよりも丁寧さです。
遅すぎるのはNGですが、それ以上に荷揃えミスが困ります。
もし荷揃えの仕事をするならば、丁寧さを心掛けて働けばOKです。
どの業界の倉庫かで悩んでいるならば、食品はおすすめです。
賞味期限などはあるものの、見たことがある商品ばかりなので覚えやすいのが魅力です。
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