今回紹介する作品タイトル
ICO(PlayStation 2)
あらすじ
生まれつき頭に角が生えている少年「イコ」は、生まれ育った村から、生贄として霧の城という、無人の古城に行かされます。
そこで、偶然にもその古城を自由に歩き回れるようになり、そこで、城の中の塔の檻に閉じ込められていた「ヨルダ」という少女に出会います。
その少女は、言葉が通じません。
しかし、その少女が城の中に現れる黒い影のような化け物に襲われているのを知り、1人にはしておけないと感じ、ヨルダの手を引いて、城の外への脱出を試みます。
もう少しで門の外に出られるというところで、化け物の女王が現れ、門を閉ざしてしまいます。
門以外の場所から、イコはヨルダの手を引っ張り、化け物が出てくれば一生懸命に退治し、ヨルダを外に連れ出すように頑張ります。
おすすめする(見どころ)ポイント
イコとヨルダは言葉が通じないため、2人での会話はありません。
ですが、一生懸命に手を引っ張り、城の中を走って行ったり、助けている姿は、微笑ましくもあり、健気でもあり、応援したくなります。
ヨルダが、黒い化け物に襲われて引きずり込まれようとしている場面は、とても緊張感があり、見どころとなっています。
イコとヨルダは手を引っ張って進まない限りヨルダは道を怖がってしまい前に進めなかったり、2人が一緒に居ることの大切さを感じる部分が、とても興味深いところです。
改善してほしいと思ったポイント
これと言って、改善して欲しいと思うところはありませんが、あえて言うのであれば、ヨルダが一体どういう存在なのか、どうして檻の中に捕まっていたのかを、作品の中で分かるように説明してくれる部分があればいいのになと思います。
やるべき・観るべき
この作品は、子供がプレイしても面白いですが、大人がプレイしても十分楽しめますし、子供と違う視点で作品を見ることができるため、家族でゲームをしてみるのもおすすめです。
イコとヨルダが手をつなぐためには、コントローラーのボタンを押し続けないといけないので、ついついコントローラーを押す指に力が入ります。
素敵な作品で、映像や音楽も世界観が素晴らしいので、是非一度この世界観を体験してみてはいかがでしょうか。
類似似作品
RiME( PS4/Nintendo Switch)は、雰囲気や、動物たちと交流する部分がICOのような雰囲気を感じることができます。
遺跡のある島の中で、仕掛けを解いたり、仲間が着いてくるという部分が、イコとヨルダとの関係に似ている部分があります。
総評
ICOは、過激なアクションシーンがあったり、キャラクターも謎の存在であったり、ゲームのパッケージも、インパクトがあるものではありませんが、プレイしてみることでこの作品の魅力に引き込まれます。
非日常的な部分を味わいながら、ゲームの中で仕掛けを解いたり、2人が寄り添っている姿に癒されたりするため、ゲームの世界観を味わいたい人にぴったりです。
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