英国王のスピーチの評価

今回紹介する作品タイトル

英国王のスピーチ

あらすじ

主人公は、イギリスの王子。うまく言葉がでてこないという吃音に悩まされています。兄が次の国王に即位する予定なのですが、あまり評判が良くなく、次期王様としてすごく期待されている。第二次世界大戦の前の時代なので、テレビはなく、ラジオしかありません(多分、そうだったと思います)。定期的に国営放送で王様がラジオでスピーチを全国民にやり、国民を激励したりします。これは国王としてとても大事な仕事の一つです。例えば、新年の挨拶、クリスマスの挨拶など。とある時、主人公である王子が王様の代わりにスピーチをすることになりました。でも吃音の為、うまく言葉がでてこず、国民をうまく激励できませんでした。色々あり、次の国王として、主人公が選ばれるのですが、吃音があり、スピーチができずにとても困ります。そこで、別の国の一般人である吃音の先生を頼ります。そこで治療の為、切磋琢磨していくという話です。

おすすめする(見どころ)ポイント

主人公がとても真面目で誠実な人間なんだなと思います、それでスピーチでうまくしゃべられない、葛藤もあるのですが、吃音治療の先生とのやりとり、時には喧嘩したり、仲良くなったり、治療が突拍子もない方法だったりします、そこに奥さんのサポートもあり、周囲の人からのプレッシャーもあり、どんどん悩み苦しんでいく中でも色々な人に助けられる温かさをがあります。様々な人間関係の中で、苦しんで、努力して、成長していくのを見れるのはとても見どころです。繰り返しにはなりますが、心が温かくなります。

改善してほしいと思ったポイント

特に思う所はありませんが、あえてあげるとすれば、事前の時代背景を知らないと、話に入っていけないと思いますが、そういった説明はあまりありません。あまり細かい事まで説明してしますと本筋がぼやけてしまうというのはあると思います。

やるべき・観るべき

吃音や周囲の人とのコミュニケーションで悩んでいる、緊張しやすい方には、元気づけられる作品だと思います。そうでない方も心温まる作品だと思います。有名な賞を受賞していたと思うので、外れではないと思います。繰り返しにはなりますが、心温まる話なので、疲れている方やちょっと悩んでいる方は一度みてみてください。ちょっと気分が変わるのではないかなと思います。

類似似作品

すみません。似たような作品は思いつきません。イギリスの話に範囲を広げると、イギリス王室、英国万歳!、クィーン、ヴィクトリア女王 世紀の愛などではないか、と思います。心温まる、吃音という所に範囲を広げますと、きみに読む物語、ASDなどまで広げますと、シンプル・シモンとかがあるのではないかと思います。

総評

なんかちょっと疲れたな、と思う方はみてみてください。個人的には、家族や友人との心のつながり、精神的な障害を抱えていることへの自己受容などそういった所が心に強く刺さりました。時代背景や今とは違う価値観の受容性が少ない世界を理解しないと、ちょっと話に入り込みにくい所はありますが、映画をみていく中で色々考えさせれられる所があります。

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