自動車ディーラーの営業職の仕事内容、やりがい、向いている人、未経験から始めるには?

自動車ディーラーの営業職での主な仕事内容

自動車ディーラーの営業職の仕事で、主に来店したお客さんに車の説明と契約をするお仕事でした。
土日の展示会に向けて平日はチラシ作りをし、余ったチラシを持っていきポスティングをしていました。
車検が近いお客さんのリストを見ながら訪問し、お客さんにお伺いをたてていました。

車検の入庫が決まった時には、整備士と連携をして取りに行ったり段取りをしていきます。
その他車の購入を考えて来店するお客さんに車の説明をしていきます。
もし見積もり依頼があったならば、見積もりを出して値段について相談を受けます。
契約が取れたならば、必要書類を頂いて車の納車までの手配をしていきます。

車の部品を注文して、工場から車が来るように手配をしていく仕事です。
車が入ってきたら、希望通りの装備がついているかを確認していきます。
もしこの時点でつけ忘れ等があった場合は取付依頼をしたりもします。

納車日の内合わせが完了したら、納車をして完了になります。

自動車ディーラーの営業職ならではのやりがい

お客さんが車を見て喜ぶ姿を見たら嬉しく感じていました。
生活に必要な車の納車ですので、楽しみにしているお客さんも多くいました。
そういったお客さんの喜ぶ姿を見ながら見送るのが一つの楽しみだったといえます。

その他営業活動も、コツコツとチラシを配ったり訪問など、慣れたら気分転換で好きでした。
外でお客さんと話して、もし連絡があった時に嬉しく感じる瞬間です。
もし販売にまでつながったならば、それはとても嬉しい瞬間だといえます。

その他車の納車までの作業も、お客さんに手に取ってもらえるまでに多くの人がかかわっています。
そういったことも感じながら仕事をするのも、感慨深いものでした。

とても多くの人に助けられて仕事ができるので、一人でも欠けたら仕事が出来ないと実感できます。
お客さんと周りの人に支えられて仕事を続けている感じでした。

自動車ディーラーの営業職のマイナスポイント

営業職ですので、やはり成績が伸び悩んでいるととても苦しい時期でした。
時々低いのは仕方がないですが、数か月続くと自分の精神的にもきついです。
そのために自分がそのようにならないように動いていくことが必要です。

紹介をお願いしたり、車が販売できなくても車検を沢山とれるようにしたりなどです。
やはり成績の目標はあるために、目標達成するような行動が必要といえそうです。
地道な行動も後から実績がついてくるので、車検案内なども大事にする必要がありました。

後は今は改善されているそうですが、働く時間が長い印象があります。
お客さんが夜に商談が有ったりするために、その時は夜に時間を合わせて仕事をしていました。
休みの日もずれる可能性があります。

自動車ディーラーの営業職の仕事に活かせる経験・スキル・資格

特に最初に必要な資格はありません。
入社後に損害保険の資格を取る必要がありますが、そこまで難しくはありません。
常識的な勉強をしておけば、大体受かる人がほとんどです。

査定士の資格もいるために、勉強が必要になってきます。

自動車ディーラーの営業職の仕事に向いている人・向かない人

向いている人は、車が好きな人がやはり続きやすいです。
車の性能を覚えるのも早いですし、知識の吸収も良いです。
車の知識が無い人でも覚えるのは難しくないために、未経験者も大丈夫です。
最初は先輩と一緒にあいさつ回りをして、営業のノウハウを学びます。

向かない人は、人と話すのが苦手なタイプはやはりきついと感じます。
ただし大人しそうなタイプの人がトップというのもよく見たので、一概には言えません。
その人がどういった所を狙ったのか、努力によるところも多い印象です。

そのため、まったく話すのが苦手な人でもない限りは大丈夫といった部類です。
後は色々な人と話を合わせる必要があるために、気が短い人など短気な人は損をする印象です。

自動車ディーラーの営業職仕事でのキャリアパス

まずは営業のチームの係長といったポジションが定番です。
数人の後輩を連れて、エリアを決められて回るような感じです。
大体は後輩を連れて営業のノウハウを教えて、必要があれば譲っても行きます。

会社にもよると思いますが、地域で分けているところも多いようです。
その場合は、エリアを回って道を教えてたりもします。
そのポジションの次は、所長が一番上になります。
所長になれば営業所の実績が営業目標となり、会議なども増えてきます。

どうやって成績を上げるかを悩むところでもあり、後輩をいかに育てるかも関わります。
そのように仕事をしていくことで、実績さえ有れば、どんな人でもキャリアアップが可能な仕事です。
若い年齢で所長といった人もみました。

自動車ディーラーの営業職業界の最近の動向

自動車の業界は厳しくなっているも、大幅な衰退はないと考えます。
やはり車を必要としている人は多くおり、エンジンは変わってきているも需要は増えている印象です。
エコ的な思考に向かっており、整備面でも大変ではありますが、営業は基本的に変わらずな印象です。

ただし昔に比べるとネットに力を入れており、ネット販売もしているところもあるようです。
お客さんも来店をメインにして、ネットでの問い合わせも力を入れています。
昔のような訪問活動は、これからはますます減ってくるのではと考えられます。
社会的に対面を減らす傾向が出てきている上に、効率も悪いからです。

ネットでの集客を目指して、YouTubeなども活用し始めていると聞きます。
後は年々展示会の規模が大きくなっている印象です。
展示会で魅力的なオプションを付けられるようにといった価格争いが起きているようです。

ただし良い面を言えば、よくも悪くも営業マンの腕というのは減っている気がします。
人の気質も変わっていて、営業力よりも演出力を求められる業種になってきている印象です。

自動車ディーラーの営業職仕事を未経験で目指すには?

とても大変な仕事というイメージですが、普通の営業職です。
逆に値段が大きいのはあるけれども、大体の人が持っている商品です。
それだけ購入したい人も多いはずなので、まったく知らない商品よりは扱いやすいです。

覚える商品も他の業種に比べると少ないので、覚える商品数は少なくて済むのも魅力です。
部品もどこかで聞いたことがあるようなものも多いので、まったく接点がない業界よりは良いはずです。
特に車が好きな人は、車種や部品名を覚えることへの有利さもあります。

自分の好きを仕事にすることで、仕事と両立できるのも夢ではないのです。

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