コールセンターの仕事内容、やりがい、向いている人、未経験から始めるには?

コールセンターでの主な仕事内容

自動車保険の契約者に対する更新のお知らせや新規サービスの案内をはじめ、お問い合わせ対応などを行う業務内容でした。自ら電話を掛けることはごく一部で、むしろ契約者様からの問合せに対して受電対応を行う業務になります。内勤業務になるので天候に左右されることもありませんし、規則正しい勤務体系で業務に励むことができるので、子育て世代も多く活躍する職場でした。私自身も子供を保育所に預けている間に仕事を入れていたのですが、周りにも同じ境遇の方が多数おられたので情報交換もできましたし、ママ友ならぬコールセンター友達も作ることが出来ました。クレームは一切ありませんし、万が一かかってきたとしても別の部門がクレーム対応を請け負っているのでつなぐだけでよいという体制だったので心労もなく、たのしく電話対応ができました。仕事に行くのが嫌だなと感じることもありませんでしたので、毎日仕事ができるやりがいも感じられる職場でした。

コールセンターならではのやりがい

お問い合わせを頂いた方の質問や疑問に感じていることを解決できた時、助けになった時はとても達成感がありました。最初はマニュアル通りの対応しかできませんでしたが、経験を積み重ねていくについれてマニュアルの内容が自然と頭に蓄積されていくので、スムーズに受け答えができるようになりました。確実に自分のスキルアップやコミュニケーション能力が向上している実感があるのでその点でもやりがいを感じることができました。仕事をしている以上、だれかのためになることや助けになることを果たしたいと思って仕事をしていたので、こちらから電話をかけて案内をする際は一方的に時には電話を切られることもありますが、親身になって話を聞いて下さる方もおられるのでどんな方にも不快感を与えず丁寧に対応できるよう心掛ける中で、貴重な時間を頂いて話を聞いてくれたことに感謝と達成感を感じながら仕事ができました。

コールセンターのマイナスポイント

いつも同じ座席に座って仕事をおこなうのでルーティンワークにどうしてもなりがちです。
同じ業務内容の日々繰り返しになるので、刺激が少ないこと業務内容が経歴に応じて広がるという見込みがないのでもっと管理職のような立ち位置や、別の業務も経験して仕事の幅を広げられる職場で合ったらいいのになと思いました。また、勤続年数が1年~2年の人が多い傾向がありどうしても短期でお金を稼ぎたい人が多かったり、業務内容が実際にやってみても続かない人が多いので、比較的出入りが多い環境でした。そのため仲良くなった人や教育担当として指導に当たっていた人がいなくなってしまうことも多く、残された側は寂しさを感じるのがマイナスに感じる部分となります。

コールセンターの仕事に活かせる経験・スキル・資格

コールセンターの仕事は無資格で活躍できる仕事となります。もちろんビジネスマナーの資格を有している場合には、電話対応の部分で活かせる能力になります。ただ特段、募集要項には経験や資格は求めていないところでしたので気にする必要はないと思います。

コールセンターの仕事に向いている人・向かない人

コールセンターの仕事に向いている人は、コミュニケーション能力が高い人になります。相手の話をお聞きする事だけでなく、言葉を選びながら展開していく必要があります。言葉選びを間違えてしまうとすぐに済む内容だったとしても相手の話が脱線してしまい、長話になってしまうこともあります。逆にコールセンターの仕事の向かない人は、言葉遣いが社会人として未熟な人だと思います。やりとりは電話のみなので姿が見えない分、言葉から抱く印象はとても大事になります。言葉遣いが悪い人や社会人として未熟と感じられると会社のイメージにも影響を与える部分があります。もちろんその点は研修があるのでしっかりと講習を受けてから実務に入るので未経験者でも安心です。

コールセンター仕事でのキャリアパス

このお仕事は特にキャリアパスというものは期待できない職場でした。電話の受電対応がメインとなりますので難しい内容もなく、だれでもすぐにできる業務内容というのが特長となります。コールセンターの仕事を経験して方は、また別の魅力的なコールセンターの求人に応募した際に採用されやすいという傾向はあると思いますので、その点で時給など給与面の待遇が良い同じ業態を見つけたときにはキャリアパスを描けるということはあるかと思います。仕事を通じて何か資格を取れるということもありませんので特段なにか目立ったものというのは正直なところ何もないかなと思います。成長ルートとしては無料で研修が入社時に受けられるのでビジネスマナーを学べることは良いかもしれません。

コールセンター業界の最近の動向

コールセンターの仕事は増加傾向にあると思います。というのもネットビジネスが市場拡大していることから実店舗をもっていないオンラインショップのオペレーティングシステムにコールセンターの仕事を請け負っているところが多くあります。電話対応の窓口業務のみ、社外に委託している企業も多いの今後もコールセンターの仕事は無くなることは少ないかと思います。ただ、AIによる自動オぺーレーションの波もじわじわと拡大している状況になります。コールセンターの人件費を削減して自動応答による問い合わせ対応を導入する企業はまだ大手企業に多い傾向がありますが、徐々に中小企業においても導入することが増えていったときにはもしかするとコールセンターの需要が低下し仕事が減る可能性も否定はできません。ただ芝らの間はまだまだ実際にオペレーターと直接はなしをして解決したいという需要もあるので仕事がなくなることはありませんが、徐々に衰退することも予測しながらキャリアパスを検討しておく必要があると思います。最近では、ネットショップや保険の業務が多い傾向です。

コールセンター仕事を未経験で目指すには?

未経験でこれからコールセンターの仕事にチャレンジする方は、まずは研修がしっかりと構成されているので安心してわからないことでも一から学ぶことができます。勤務している人も1年目から2年目の方が多いのでそれほどキャリアに壁を感じることもありませんし、みんなとすぐに打ち解けられるような近い年齢の方も多く在籍をしています。勤務先にはカフェエリアなどリラクゼーションルームを完備しているところも多いので、仕事をしながら楽しくオフィスで過ごせる快適な環境の中で仕事に励めます。モチベーションも維持しながら楽しく仕事ができます。

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