食品商社の営業事務の仕事内容、やりがい、向いている人、未経験から始めるには?

食品商社の営業事務での主な仕事内容

商社の営業事務の仕事で、会社に流れてくるファックスやメールを確認して手配する仕事でした。
朝一番にファックスとメールをまず確認し、夜の間に流れていた内容を発注していきます。
発注が終わったら、荷揃えをしてもらえるように倉庫にデータを作り送っていました。

朝それらの仕事を一連ですると、後で荷揃えが開始されるため、トラックの準備をしていきます。
トラックに乗せる荷揃えを始めていくために、出来るだけデータを正確にいかに早く送るかが大切になってきます。
何人かと手分けして、出来るだけスムーズにできるようにしていくと良い印象です。

データを一旦送ったら、昨日の納品書の控えなどを整理する仕事をしていました。
納品書を取引先別にファイリングするイメージです。
もしこの時納品書が返ってきていなければ、営業さんに話して再回収してもらうような手配をしていきます。
そしてファックスが届いたものを順次優先順位を決めて、発注していく仕事をこなしていきます。

食品商社の営業事務ならではのやりがい

お客さんからの感謝の気持ちがとても嬉しく感じていました。
色々な場所の給食など食に関する仕事だったために、ダイレクトにやりがいを感じられます。
お客さんからのファックスをコツコツと入力していくために、どちらかといえば黙々作業です。
そのために正確さを求められますが、自分の世界に没頭できるのは魅力といえるそうです。

自分の発注した商品はすでに献立が決まっているものも多いため、漏れが無いかをチェックしていくのは大事です。
ただし落ち着いてチェックしていけば、トラブルがあっても何とかなるために対処法はあります。
自分の責任が非常に感じられるために、仕事に張り合いがありました。

1日発注書を入力していく作業ですので、コツコツとこなしていくイメージです。
最初は慌てていることも多かったですが、慣れてくると落ち着いて打ち込みに集中出来ました。

食品商社の営業事務のマイナスポイント

とにかく忙しくて心に余裕がない時期もあります。
繁忙期の時は仕事量が多く、時間までに終わらせようとかなり慌てて仕事をしていました。
そうするとミスが出たりして、その後始末で猶更時間をくうといったこともある傾向があります。

そして献立が決まっていたりなどすると、もし自分がミスしたらと責任の重大さは感じます。
そのためにチェックを慎重にして、何とかトラブルにならないように気をはっていました。
長期休暇前は注文が集中するために、在庫を頭に入れて発注をかけたりする必要があります。
取りすぎてしまうと賞味期限の関係もあるために、きちんと考えた上で在庫管理も必要です。
そういった慣れないとなかなか難しい仕事もあるために、根気よく仕事をこなしていきます。

食品商社の営業事務の仕事に活かせる経験・スキル・資格

特にこれといった難しい資格などは必要ありませんが、パソコンのスキルが高いと便利です。
会社によるとは思いますが、自社のソフトで管理をしています。
そのためにタイピングが出来れば誰でも仕事は可能です。
しかしエクセルなどの知識が豊富であれば、応用する機会はあります。

食品商社の営業事務の仕事に向いている人・向かない人

コツコツと仕事がしたい、オフィスでタイピング仕事がしたい人に向いています。
特に普段は派手なことが好きな人も、色々なタイプの人が働いていたので誰でも出来そうな印象です。
ある程度朝から夕方までのフルタイムで働くので、子育て世代も活躍しやすい業界かもしれません。

忙しいですが、基本的には土日が休みのところが多かったので、その点も学校や保育園と合わせやすいと感じます。
後はタイピングが早い人が有利です。
ただし段々慣れてきてみんな早くなっていくので、そこまで心配しなくても大丈夫です。
基本的なタイピングさえできれば後は訓練で何とかなる印象です。

ただし焦っての仕事が不得意な人は、まったく向かないです。
ギリギリの時間に注文を入れる人は多くいるために、常に焦って仕事をしています。

食品商社の営業事務仕事でのキャリアパス

とにかく勤続年数が長く勤めていると、管理職につく道もある印象でした。
数年働きましたが、営業事務の長についている人は、5年くらいのキャリアの人でした。
そういった人が何人かの事務員をまとめて、仕事の指導などを行っていました。

そのキャリアの次は、倉庫の在庫管理の責任者などのポジションになります。
こちらは在庫を管理して、発注などをしていく業務になります。
その他破損品や在庫の過不足などの調整をしていく責任者的な仕事です。

そうなると任される仕事も増えてきて、やりがいも増えてくるといえます。
在庫管理は難しいですが、いつも忙しく管理している印象がありました。
頑張ればだれでもその役職になるチャンスもあり、ステップアップしやすそうでした。

食品商社の営業事務業界の最近の動向

食品はコンスタントに出ていくために、不景気には強い分野に感じています。
ただし近年は飲食業界の世間の不調に伴って、仕事量が減ったという話も聞きます。
世間が落ち着いてきたので、これから忙しく伸びていく業種ではないかといった印象です。

病院や老人ホームなどは、定期的に出る商品はきまっているので、そこまで悪いときもないといえます。
そのために仕事上安定しない、人手が足りていて仕事がなくならないか不安といった心配は無縁です。
頑張っただけ評価はしてもらえる業界なので、仕事で活躍したい人にもおすすめです。

主にパソコンでの打ち込みがメインの仕事なので、職人体質な人が多い職場です。
長く勤めれば勤めるほど仕事のクオリティーもあがるために、居心地も良くなります。
少しでも商品を多く覚えて、お客さんの注文した商品を把握すると仕事もしやすいです。

ライバルの会社も多くなってきているようですが、それを上回る需要があるために、伸びていくはずです。
基本的にはいつも忙しく、特に繁忙期を含めて、仕事の人手が足りず猫の手も借りたいような環境でした。

食品商社の営業事務仕事を未経験で目指すには?

仕事のやりがいや、パソコン仕事がしたい人にはとても嬉しい仕事です。
基本的なタイピングが出来ればOKなので、パソコンの資格なども実際はいらないです。
後は仕事をしながら早くしていけば全く問題ないと思います。

大体半年ぐらいたてば、あまり緊張せずにこなせるくらいの仕事だったと感じます。
1月の仕事の流れがあって、それを12回繰り返して1年といった感じです。
なれてしまえば特に新しく変わるということも少ないので、流れに乗ってできます。

「資格が無くても出来る事務仕事がしたい」そういった人に挑戦しやすいお仕事といえそうです。

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