介護福祉士での主な仕事内容
介護の仕事は、利用者様の衣食住に関わるお仕事です。お食事がご自分で食べられない方、食べる事はできる、けれど1人で食べる事が難しく、お手伝いをしないと食べられない方に対する、食事介助、付き添いでのトイレ介助や、ご入浴のお手伝い等、生活をする上で、ご利用者様ができないところを、お手伝いするのが介護福祉士としてのお仕事です。それだけでなく、毎日の観察、少しでも変化があれば、その都度、報告や確認、気になる動作等が見られたら、看護師やケアマネージャーの方とも話し合ったり、ご家族に連絡したりと、チーム連携がとても重要なお仕事でもあります。とても難しい、大変と言う意見も多く見られますが、ご利用者様とのコミュニケーションや、レクリエーションを通して、楽しんでいる姿を見ると、心が癒されますし、すごくやりがいのある仕事だと思います。確かに大変な事もあります。ですが、ご利用者様、そしてご家族の方からも、「貴方が担当でよかった。」と言って貰える事もあり、とても充実した仕事です。
介護福祉士ならではのやりがい
介護福祉士の仕事は、介護だけではなく、ご利用者様やご家族とのコミュニケーションがとても大切です。やりがいを感じることは、多々ありますが、やはり、ケアプランを立てて
、その方の意識の向上、ADLの向上を目指すこと、そしてそれが達成された時に、「私は、介護福祉士として少しでもお役に立てたのだ。」と思う時が、1番やりがいを感じます。そして、何より、能力向上によって、「ありがとうね。」と、ご利用者様や、ご家族の方から、笑顔と感謝の気持ちを伝えられた時に、とても嬉しく思います。介護福祉士でよかったと、改めて思います。何より、一緒に笑いあって、泣いて、時には怒られて、ご利用者様と、まるで家族のようなあたたかい関係になれますし、人生の最期を最後まで見届けることもできます。とても悲しくて涙が出る事もありますが、それでも介護福祉士として、見送る事も大切なお仕事です。
介護福祉士のマイナスポイント
介護福祉士として、働いていてのマイナス面は、お休みがバラバラなので、自分の家族や友人等との予定が合わない事です。好きな仕事とはいえ、やはり息抜きも必要で、お休みが合わないと、一緒に遊びに行くことができませんので、1人で過ごすことが多くなります。一時期は、ホームシックになってしまった事もあります。あとは、食事や、睡眠時間等、昼間のお仕事の時もあれば、夜勤の仕事もある介護福祉士は、
それこそ、不摂生になりやすいです。一人暮らしの子は特になると思います。なので、介護福祉士として働き出して、最初の頃は体調を良く崩しました。それも踏まえて、介護福祉士を目指すのであれば覚悟を決めておかないといけないと思います。
介護福祉士の仕事に活かせる経験・スキル・資格
介護福祉士は、介護福祉士の国家資格がありますが、資格を持っていない方でもお仕事ができます。入社してから、介護福祉士や、ヘルパーの資格を取る事も多いです。経験としては、入社してから教えて貰えますので、ある程度、介護の勉強をして、知識を学んでいた方が、お仕事をしやすいと思います。
介護福祉士の仕事に向いている人・向かない人
介護福祉士は、観察力や、行動力、そしてコミュニケーション能力がとても大切です。少しの変化にも気づかなければ、ご利用者様の生活に大きい問題を落とすことも考えられます。そして、行動力、ご利用者様は、少しの段差があったり、床が濡れていたりすると転倒する危険性もあります。少しでも近くにいて見守りや、すぐ支えられるようにする事が大切です。お部屋にいらっしゃる時も、もしかしたら、と言う考えを常に持って、すぐに駆けつけられるよう、気をつけねばなりません。そして、ご利用者様沢山、コミュニケーションを取ることで、それらの変化にも気づきやすくなります。この3つは特に大事なことです。あとは、ご高齢の方が好き、たくさん話すことが好き、社会貢献がしたい!等、気持ちがあれば向いていると言えます。
介護福祉士仕事でのキャリアパス
介護福祉士としての仕事を5年続けると、ケアマネージャーの試験を受けることが出来ます。介護福祉士としてのキャリアを活かして、今度はご家族と、介護福祉士や看護師との橋渡しを主にメインとするお仕事です。介護福祉士だけでは、病院や、施設等は成り立ちません。介護福祉士や、看護師との協力、そして、ケアマネージャーの方がご家族の方との間に入ってくれる為、チーム連携が成り立つと言えるでしょう。そして、ケアマネージャーだけでなく、介護福祉士として年月が経つと、主任や、所長、そして独立して施設長等、沢山のキャリアパスがあります。もちろん、介護福祉士として、続けていくことも可能なので、努力次第では沢山目指すことができると言うことをお伝えしたいです。
介護福祉士業界の最近の動向
介護福祉士は、昔から必要不可欠な仕事ではありますが、重労働に、低賃金と、あまり世間からはよく見られていないと思います。確かに、母も介護福祉士として働いていましたが、お世辞にも賃金が高いとは思えませんでした。時間もバラバラで、大変な仕事だと思います。ですが、今は少しずつ賃金が上がっています。介護福祉士として仕事をしたいという人が少なくなっている今、介護福祉士の仕事をもっと世に広げて欲しいと思います。辛いことだけではありませんし、楽しいことも沢山あります。人手不足で、確かに、きつい仕事、辛い仕事と思ったこともありますが、とてもやりがいがあって、楽しい仕事だと言うこともお伝えしたいです。感染症が広まってきた時、医療関係者はみんな、打撃を受けました。大変な時代が来たと、私も必死でしたが、そのせいもあって、医療関係者が減ったというのもあります。国としては、増やしたいのか、もっと必要だと思ってくれたのか、それは、わかりませんが、少しずつ賃料もアップしてきて、人も増えてきています。このまま、人が増えて欲しいと思っています。
介護福祉士仕事を未経験で目指すには?
私も、介護福祉士として仕事を始めたのは未経験でした。とても辛く、覚える事ができず、悔しい思いも沢山しました。ですが、努力すれば、とてもやりがいがあって楽しいお仕事です。何より、ご利用者さまの笑顔が沢山見れて、一緒に過ごす時間でとても元気を貰えます。嫌なイメージを持つ方もいるとは思いますが、私はとてもおすすめします。ぜひぜひ、諦めずき一緒にお仕事を出来ればと思います。そして、やってみようかな?等の考えでも、体験してみてと言う手もあります。1度、見学や一緒に介護をしてみて、介護をしたい!と思っていただければ、介護福祉士としても嬉しいです。
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