今回紹介する作品タイトル
グノーシア(任天堂switch)
あらすじ
ジャンルはSF人狼ADV。
主人公たちを乗せた宇宙船の中にはグノーシアと呼ばれる人間に化けた敵が潜んでおり、グノーシアは人間を襲うためグノーシアをコールドスリープさせなければ人間が消されてしまいます。グノーシアが誰なのかはわかりません。
そこで人狼ゲームと同じく議論でグノーシアを特定し、コールドスリープさせるのが目的です。
人間グループとグノーシアグループに分かれ全てのグノーシアをコールドスリープさせれば人間グループの勝利、生存者の半数以上がグノーシアになるとグノーシアグループの勝利です。
人狼ゲームと同じく「乗員」「エンジニア」「ドクター」「AC主義者」「グノーシア」など複数の役割があります。
人間、グノーシアどちらのグループが勝利しても時間が巻き戻り、主人公は何度もループすることになります。
ループを止めるためにはどうすればいいか探っていくのもゲームの目的の一つです。
おすすめする(見どころ)ポイント
人狼ゲームは複数人でやるゲームですが、こちらのゲームは一人プレイ専用の人狼ゲームなので一緒にゲームをやれるような友達がいなくても大丈夫です。
主人公の性別は「男」「女」の他、性別のない「汎」を選べるので自分に合った性別を選べ、主人公は選択肢以外でセリフのないタイプなので自己投影しやすく没入できます。
1ゲームのプレイ時間は短いのでサクサク遊べます。キャラの思考はAIによるものですが人間味を感じられるところが素晴らしいです。
ストーリーも面白く、「なぜループするのか?」「グノーシアとは何なのか?」など謎が徐々に明かされていきます。
またグノーシアには総勢15名のキャラクターがいますがどのキャラも個性的で魅力があるのもおすすめポイントです。
改善してほしいと思ったポイント
グノーシアには恋愛イベントが用意されていて、主人公が男性ならば女性キャラと主人公が女性ならば男性キャラとの恋愛イベントを楽しめます。
しかし全員に用意されているわけではなく一部のキャラだけです。
私の最推しキャラには用意されていなかったのが残念です。
やるべき・観るべき
人狼ゲームが題材なので人狼ゲームをやったことをない人は難しそうと敬遠するかもしれませんが、チュートリアルがしっかりしているので人狼ゲームを全くやったことがない人でも問題なくプレイできます。
人狼ゲームでは人狼を吊りますが、こちらはコールドスリープさせるという対処法なので後味悪くはなりません。
しっかり作りこまれたゲームでとても面白いので買って損はしないと思います。
類似似作品
「カテゴリーI~死線上のサバイバー」ダウンロード専用の人狼ADVでswitchで配信されています。
「レイジンググループ」こちらも人狼ADV。主人公が死ぬことにより時間が戻りループを繰り返すことになるという点も似ています。
PSvita、任天堂switchで遊べます。
総評
人狼、SF、ループがうまく組み合わさったゲームでその独特な世界観がたまりません。
ゲームシステムがしっかり作りこまれていて一人用人狼ゲームとして非常に出来が良いです。何ゲーム繰り返しても飽きません。
またメインストーリーがとても面白く、少しずつ明かされる謎、キャラクターの意外な側面に気づけば夢中になっていました。
珍しいジャンルのゲームだと思いますが自信をもっておすすめできる作品です。
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