スーパーマリオカート(スーパーファミコン)の評価

今回紹介する作品タイトル

スーパーマリオカート(スーパーファミコン)

あらすじ

スーパーマリオカートは任天堂から1992年に発売されたスーパーファミコン専用ゲームです。
マリオシリーズの一つで、ゲームジャンルはレースゲーム。
マリオシリーズのキャラクター達が乗るカートを操作し、用意されたモードで遊びます。
用意されているのはグランプリモード、タイムアタックモード、VSマッチレース、バトルゲームの四つ。
多人数で楽しく遊ぶことも出来れば、タイムアタックで各コースの走りを極める等、色々な楽しみ方が出来るようになっています。

このゲームの特徴として、二つの要素が挙げられます。
一つはL・Rボタンを使ったドリフト機能。
ドリフト中はかなり特殊な動きを見せ、それまでのレースゲームのドリフトとは一線を画するものとなっています。
二つ目はゴースト機能。
タイムアタックモードでのみ使用できる機能で、自身の走行記録をゴースト化することが出来るようになりました。

おすすめする(見どころ)ポイント

キャラクターによって操作感がまったく異なる点です。
初心者向けとされているのが、キノピオ/ノコノコの軽量化タイプ。
最高速度は遅いものの、加速力が高い為にミスをして失速してもスムーズなカバーが可能。
またコーナリング性能も高い為、コースの攻略もしやすくなっています。
逆にクッパ/ドンキーコングJrは最高速度はトップなものの、加速は遅いのでワンミスが命取りに。
コーナリング性能も最悪で、左へ曲がろうとすれば反対の右側へ車体が振れると操作性も特殊。
その代わり使いこなせれば圧倒的な速さを手に入れられます。

結果キャラクターによってコース攻略方法は異なり、それらがゲームの奥深さを高めています。

改善してほしいと思ったポイント

ターボ関連で改善して欲しいです。
本作においてターボはいつでも使えるものではなく、使用条件がわかりづらいものとなっています。
その使用条件とは一定時間ドリフトを続けるというものなのですが、どの時点でドリフトが使用可能になったかはわかりません。何度も試行錯誤して身体で覚えるしかないんです。
また任意のタイミングで発動出来ない等、使い勝手の悪さも改善して欲しいです。

やるべき・観るべき

マリオカートはシリーズ化しており、本作以降何作も発売されています。その中でもおすすめなのが本作です。
キャラクターによって全く操作性は異なっており、中には扱いづらいキャラクターというのも存在します。
しかし使いこなせれば圧倒的なポテンシャルを発揮出来る為、その爽快感は格別。
この無双感を楽しんで欲しいです。

類似似作品

マリオカートはシリーズ化していますし、色んな類似作品もあります。
中でも本作に一番近いのはゲームボーイアドバンスで発売された「マリオカートアドバンス」です。
他シリーズ作品はマリオカートと銘打っていても、操作感は異なったものになっています。
その点マリオカートアドバンスは操作感が本作と同じで、ただコースが異なるだけ。
最も本作に近い類似作品となっております。

総評

マリオカートシリーズの初期作品ですが、キャラクターバランスは絶妙なものになっています。
例えば初心者向けとされるキノピオの場合、いくら完璧な走りをしたとしても、クッパ等の最強キャラクターに完璧な走りをされれば追いつけません。
しかし操作性能が良い為、コースの要所に置き亀やバナナ等を仕掛けることで相手を追い詰めることが出来ます。
クッパ等は障害物を躱すのが難しいのに対し、キノピオは簡単にさせられますから。

このようにバトルモードはキャラクター間で差があっても白熱出来るようになっています。
またタイムアタックモードもゴースト機能を取り入れる事で熱中できるようになっていますし、多人数プレイ・ソロプレイ共に面白いゲームです。

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