Googleの親会社Alphabetがサイバーセキュリティのスタートアップ・Wiz買収に4兆円以上を提示 – GIGAZINE


メモ


Googleの親会社であるAlphabetが、サイバーセキュリティスタートアップのWizを改めて買収するため、事前協議に入っていることが明らかになりました。買収額はおよそ300億ドル(約4兆4800億円)だとのことです。

Exclusive | Google in Fresh Talks to Buy Cybersecurity Startup Wiz for $30 Billion – WSJ
https://www.wsj.com/business/deals/alphabet-back-in-deal-talks-for-cybersecurity-startup-wiz-41cd3090


Google revives talks to acquire Wiz at higher valuation | TechCrunch
https://techcrunch.com/2025/03/17/google-revives-talks-to-acquire-wiz-at-higher-valuation/


AlphabetによるWiz買収の試みは2024年夏にもうわさされていて、その際は230億ドル(約3兆4300億円)での買収という話でしたが、Wiz側が拒否して破談になっていました。

Googleの親会社Alphabetによる3兆6000億円規模の買収をセキュリティプラットフォームのWizが拒否、当初の計画通りIPOを目指すことに – GIGAZINE


Wizはクラウドコンピューティング向けのサイバーセキュリティを提供する企業で、AI用途でのコンピューティング能力の需要が増す昨今、Googleにとって、クラウドサービスの顧客獲得のために欲しいピースの1つといえます。

Alphabetにとって過去最大の買収事例が2011年の「Motorola Mobility」買収で125億ドル(約1兆8400億円)だったところからも、2024年夏時点で230億ドルを用意したWiz買収への力の入れ具合がうかがえます。

GoogleがMotorolaを買収、端末メーカー獲得でAndroidの進化がさらに加速へ – GIGAZINE


破談の理由の1つを、ニュースサイトのTechCrunchは、買収されたあとのWizがGoogleのクラウド部門に統合されるのか、それとも独立部門として存続するのかについて合意に至らなかったからだと指摘していますが、新たな取引でAlphabetがどういった条件を提示しているのかは不明です。

なお、この買収の件について、Wizの広報担当者はコメントを断ったとのことです。

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