科学の力で「コカ・コーラ」がほぼ完璧に再現されてレシピが公開される、試飲した人は「これはコーラだよ」と絶賛 – GIGAZINE



科学系YouTuberのLabCoatz氏が「本物とまったく見分けられないほど精密にコカコーラを再現した」という動画を公開しました。

Perfectly Replicating Coca Cola (It Took Me A Year) – YouTube


コカ・コーラのレシピは厳重に秘匿されており、社内でも幹部クラスの人材でなければレシピを知ることはできません。


LabCoatz氏は、科学の力を使ってコカ・コーラのレシピを解き明かすことにしました。まず、原材料の大部分は複雑な分析を行わずとも簡単に知ることが可能です。1リットルのコカ・コーラには、砂糖110g、カフェイン96mg、0.64gのリン酸が含まれています。


また、コカ・コーラの濃い茶色を生み出したり、フルフラールなど重要な風味成分を持つカラメル色素も含まれています。


コカ・コーラの秘密は残りの「天然香料」がどんな組成なのかという点です。LabCoatz氏は実際に含まれている成分を分析するため、質量分析法を使用しました。質量分析法ではまず、コカ・コーラをクロマトグラフィーで成分ごとに分離します。


次に分離した物質にエネルギーを与え、イオン化し、磁力での曲がり方の違いを観察することで成分を特定します。


分析結果はこんな感じ。一番高い山はα-テルピネオールで、かんきつ系のオイルが含まれていることを示しています。


リモネン、3-カレン、フェンコール、4-テルピネオール、シンナムアルデヒドなども検出されました。


LabCoatz氏は分析結果をもとに、同等の物質が含まれるようにさまざまなエッセンスを組み合わせましたが、どうしても「少し違う」状態から抜け出せなかったとのこと。


LabCoatz氏は試行錯誤のすえに、「コカの葉エキスは基本的にお茶である」という点に思い至りました。コカの葉エキスの抽出時にはタンニンが共に抽出されますが、タンニンは揮発しないため、気体ベースの質量分析法では検出できなかったそう。


タンニンを加えた上でLabCoatz氏の製法で作った「ラボ・コーラ」の質量スペクトルを本物と比べると以下の通り。上が本物で下がラボ・コーラですが、ほぼ同じ結果が出ていることが分かります。


LabCoatz氏自身の感覚では「ダイエットコーラよりもコカ・コーラに近い」ものができたとのこと。


複数の人に試飲してもらうと、普段からコカ・コーラを愛飲している人は見分けがつくものの、やはり「ほぼコカ・コーラで間違いない」とのこと。


具体的な材料と作り方は動画の15分27秒付近から解説されているので、気になる人は確認してみて下さい。

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