「サトシ・ナカモトの正体はイギリス人のアダム・バック氏」と名指しされるも本人はその疑惑を否定 – GIGAZINE


メモ


仮想通貨のビットコインを発明した人物は自らを「サトシ・ナカモト」と名乗っており、その正体については長年にわたり議論が続いています。新たに日刊紙のニューヨーク・タイムズの記者が、「サトシ・ナカモトの正体はビットコインを中心とするブロックチェーン技術を開発する企業・BlockstreamのCEOを務めるアダム・バック氏だ」と名指しする記事を発表しました。

My Quest to Solve Bitcoin’s Great Mystery
https://www.nytimes.com/2026/04/08/business/bitcoin-satoshi-nakamoto-identity-adam-back.html

British computer scientist denies he is bitcoin developer Satoshi Nakamoto | Bitcoin | The Guardian
https://www.theguardian.com/technology/2026/apr/08/british-computer-scientist-adam-back-denies-he-is-bitcoin-developer-satoshi-nakamoto

ビットコインの発明者であるサトシ・ナカモトの正体については、さまざまな臆測が飛び交っています。2014年には日系アメリカ人のドリアン・ナカモト氏がその正体ではないかとうわさされ、2016年にはオーストラリア人起業家のクレイグ・ライト氏が「自分はサトシ・ナカモトだ」と名乗り出ました。

また、2024年にはサトシ・ナカモトの正体に迫るドキュメンタリーが配信され、ビットコイン開発コミュニティに参加していたピーター・トッド氏が正体として名指しされました。

ビットコイン開発者「サトシ・ナカモト」の正体を名指しするドキュメンタリーが配信されるも当該人物は完全否定 – GIGAZINE


ニューヨーク・タイムズの記者であるジョン・キャリルー氏は2024年のドキュメンタリーを視聴した際、インタビューを受けたバック氏の姿が印象に残ったとのこと。バック氏は話題がサトシ・ナカモトの正体に移ると緊張した様子で、自分がサトシ・ナカモトであることを強く否定し、会話を非公開にするよう求めました。これまで数多くのうそつきに会ってきたというキャリルー氏は、その時のバック氏が見せた落ち着きのない目つき、ぎこちない笑い声、ピクピクした左手の動きなどに違和感を覚えたそうです。

そこでキャリルー氏は、バック氏が過去数十年にわたってインターネット上に投稿してきた文章を精査することにしました。バック氏は1990年代初頭からサイファーパンクという暗号技術コミュニティのメンバーとして活動しており、ビットコインの採掘に使われるHashcashの発明者でもあります。

キャリルー氏の調査では、バック氏が投稿した何気ないコメントや興味関心における共通点など、バック氏とサトシ・ナカモトの類似点が見つかったとのこと。また、サトシ・ナカモトが注目を集めるようになったころ、バック氏は数年間にわたり暗号関連のフォーラムでの活動を休止していたこともわかりました。

その後、キャリルー氏はエルサルバドルで開催されたビットコイン会議で、バック氏にこれらの証拠を突きつけました。するとバック氏は顔を赤らめ、体を落ち着かない様子でよじり、会話の中でまるで自分がサトシ・ナカモトであるかのような発言を漏らしたとのこと。キャリルー氏は「彼のおかげで、私が正しい男性を見つけたという確信がさらに深まりました」と述べています。

この記事が発表されると、バック氏はXへの投稿で「私はサトシではありません」と疑惑を否定しました。


バック氏は、サトシ・ナカモトと自分にみられた共通点は偶然であり、似た経験や興味を持っていたから生じた類似点に過ぎないのだろうと指摘。「私もサトシが誰なのか知りませんし、それはビットコインにとって良いことだと思います。なぜなら、それによってビットコインが『数学的に希少性を持つデジタル商品』という新たな資産クラスとして認識されやすくなるからです」とコメントしました。

この記事のタイトルとURLをコピーする




ソース元はコチラ

この記事は役に立ちましたか?

もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。

関連記事