Duolingoの採用試験では「会場に着くまでのタクシー運転手への態度」が選考基準になっていた – GIGAZINE


メモ


語学学習アプリ「Duolingo」のCEOが、面接において重視したという求職者の人柄を見分ける方法を共有しました。履歴書や面接は完璧でも、面接会場にたどり着くまでの過程で見せた態度が実際に採用の決め手になったといいます。

Duolingo CEO’s taxi driver test decides who gets hired—before the interview even starts | Fortune
https://fortune.com/2026/03/26/duolingo-ceo-taxi-driver-interview-test-luis-von-ahn/

The Duolingo taxi test – could being rude to the driver cost you your dream job?
https://theconversation.com/the-duolingo-taxi-test-could-being-rude-to-the-driver-cost-you-your-dream-job-280975

Duolingoのルイス・フォン・アンCEOがポッドキャストで語ったところによると、同社はかつて「求職者がタクシーの運転手に見せる態度」を採用の基準にしたことがあるとのこと。

アンCEOによると、この決断はかつて最高財務責任者を探していた時期に行われたといいます。あるときこの職に応募してきた人物は経歴も優れていて面接でも好印象でしたが、Duolingoが空港からオフィスへの送迎のために配車したタクシーの中で運転手にとても失礼な態度を取っていたそうです。

当時、Duolingoは求職者を採用すべきかどうかを評価してもらうために運転手へ報酬を支払っていたため、求職者の態度がアンCEOらに伝わることとなりました。

アンCEOは「私たちの考えでは、もし運転手に対して意地悪をするなら、おそらく他の人、特に自分の部下に対しても意地悪をするでしょう」との考えを共有しました。


履歴書や面接以外のことで判断しているのはDuolingoだけではありません。会計ソフト「Xero」の最高成長責任者を務めるトレント・イネス氏は、候補者を評価するために「コーヒーカップテスト」を使っていると語りました。

求職者が面接に来ると、面接官はその人をキッチンへ案内して飲み物を用意します。その後コーヒーを振る舞うのですが、イネス氏は常に「求職者が空になったカップをキッチンへ戻そうとするかどうか」を見ており、汚れたカップを放置して自分でキッチンへ戻そうとしない人は不採用にするそうです。

イネス氏は「スキルは伸ばせますし、知識や経験も得られます。しかし結局は態度に行き着くのです。その態度とは、『自分のコーヒーカップを洗う』という考え方なのです」と語りました。


ロンドン大学マーケティング学教授のヤニーナ・シュタインメッツ氏は「人々はお世辞や謙遜自慢など、 就職面接などで好印象を与えるためにさまざまな戦略を用いますが、これらの戦術の多くは特に効果的ではありません。なぜなら、人は一般的に良い印象を与えようとする不誠実な行為を見抜くことができるからです。求職者が主に自分の宣伝ばかりして、会話を一方通行で終わらせる場合、タクシー好感度テストなどなくてもその人が不合格であることは明らかです。就職面接では、自分の努力について語ることで、相手に親近感を持ってもらい採用の可能性を高めることができます。成功は通常、努力から生まれるものであり、努力について語ることで、成功談はより誠実で共感を呼ぶものとなるのです」と述べました。

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