コンビニエンスストア店員での主な仕事内容
コンビニエンスストアの店員さんは、
なじみがあるので想像しやすい職種だと思います。
私が働いていたのは、有名だけれども
超大手というわけではないというくらいの
位置づけのコンビニでした。
コンビニのシフトは、ほとんどの場合、
曜日時間固定のシフトだと思います。
わたしは朝番専属でした。
朝、出勤したら、バックヤードで上着を着て、
タイムカードを押します。
主なお仕事は、お客様のお会計です。
わたしが働いていたのは、コロナ禍の前だったので、
まだ自動レジが普及しておらず、
手でお釣りを取ってお返ししていました。
お会計と同時に、光熱費の支払いや宅急便の受付なども行います。
小さな店舗だったので、基本的には2人体制。
いつも同じ人と組むので、仲良くなりやすいです。
(仲の悪い人は、大変そうでした。)
レジの合間に、届いた商品の検品や品出しをします。
揚げ物が切れたら、冷凍庫からチキンなどを出し、
フライヤーで揚げます。
中華まんが売れたら、新しいものをチーマーに入れて、
保温します。
冬の時期は、おでんを準備します。
決まった時間で廃棄になる商品のチェックをして、
廃棄の分はかごによけておきます。
暇な時間ができたら、店内を見て回り、
乱れた商品を直してきれいに並べておきます。
終わりの時間が近づいたら、一度レジ点検をして、終了となります。
コンビニエンスストア店員ならではのやりがい
コンビニエンスストアの店員さんのやりがいは、
やはり「安定した収入」だと思います。
コンビニは24時間なので、ほとんどの場合、
曜日と時間が固定となったシフトであると思います。
スケジュールは少し大変ですが、そのぶん削られる心配がないため、
毎月の収入が安定し、予定を組みやすいと思います。
また、毎朝会う常連のお客様とは仲が良くなり、
お好みのタバコの銘柄などを覚えてあげると、嬉しそうにしてくれます。
(最近は、タバコを番号でレジの人に伝えるので、
目の悪い方などは、つらいのだそうです。)
また、コンビニの店員さんは道を聞かれることも多く、
丁寧にご案内してあげると、とても喜ばれます。
コンビニの店員さんは、淡々としてつまらないと思うかもしれませんが、
想像以上に「ありがとう」と言ってもらえるタイミングの多い、お仕事だと思いますよ!
コンビニエンスストア店員のマイナスポイント
コンビニエンスストアというお仕事のマイナス面も、
曜日と時間が決まっていること、とも言えます。
固定シフトは収入が安定する半面、自由シフトのお仕事よりも拘束力があるため、
お休みをしようと思ったら自分で代わりを見つけなければならなかったり、
少し気を使ってしまう時があると思います。
また、どのチェーンのコンビニにするのかも大きな違いがあります。
わたしのいたコンビニは、そこまで大手ではなかったのですが、
超大手ともなれば、扱っているサービスや、最近ならばpayなどの種類も多く、
覚えることが増えると思います。
コピー機の機能ひとつでも、覚えることの差ができると思います。
かといって、マイナーすぎるコンビニを選んでしまうと、
暇を持て余し、やりがいを感じられなくなってしまうかもしれません。
コンビニエンスストア店員の仕事に活かせる経験・スキル・資格
コンビニエンスストアの店員さんは、
資格がなくとも誰でもとりくめる、ありがたいお仕事だと思います。
年齢の幅も広いですし、会話ができれば外国の方だって働けます。
もちろん他店でのコンビニの経験があれば、有利です。
コンビニは、基本的な作業は同じなので、マスターが早いと思いますよ!
コンビニエンスストア店員の仕事に向いている人・向かない人
コンビニエンスストアの店員さんに向いている人は、
安定志向で、毎週同じ曜日、同じ時間に都合がつけやすい人だと思います。
コンビニの営業は、毎週同じルーティンで行われ、
同じ曜日に雑貨が届き、同じ時間にパンが届き、
同じ時間に同じ人がシフトに入ることが多いです。
毎週同じことが起きますので、その方が落ち着いて働けるという人に向いているでしょう。
反対に向いていない人は、
生活に刺激を求める人、あきっぽい人、
スケジュールが動きやすい人と言えるでしょう。
ちなみにわたしは、週に3日、朝の同じ時間にシフトを入れていましたが、
これが来週もその次も、その次も、来月も、来年も続くのかと考えて、
少しストレスになったことがあります…!
コンビニエンスストア店員仕事でのキャリアパス
コンビニの店員さんは、基本的には同じ作業を繰り返しますが、
長く働いて、店長からの信頼を得られるようになると、
発注を任されるようになります。
「自分の発注した商品は売れたかな?」と、少し目線が変わって楽しいと思います。
コンビニは直営店とフランチャイズ店(オーナー店)があります。
わたしのいたお店は直営店だったので、
店長は本社から派遣された社員の方で、一年ごとに違う方が担当していました。
ですが、以前勤めた別の大手コンビニのフランチャイズ店では、
店を持っているオーナーの他に店長がおり、
その人は長く勤めたアルバイトから昇格した方でした。
もし、そういった方向性も考えているのであれば、
少し気にしてみると良いかもしれません。
コンビニエンスストア店員業界の最近の動向
コンビニエンスストアは、今や生活に欠かせない存在です。
そのため、将来性はバッチリなのかというと、そうとばかりも言えません。
特に都心部では、ルート配送の便利さからか、
大手の同じチェーンのコンビニエンスストアが乱立しています。
少し歩けば「またこのお店があった。」というように、ライバル店がたくさんあります。
実際に、わたしのいた店舗は、
近くに競合大手が続々と乱立して客足が遠のいてしまい、経営が難しくなってしまいました。
最近は、コンビニで出来ることが増えました。
以前はお買い物と公共料金、宅急便、コピー、チケット発券くらいでしたが、
最近は、各種電子マネー、フリマアプリの発送、データの印刷、
役所の書類なども発券できるようになりました。
利用者がどんどん増えている一方で、店舗も急激に増えているので、
競争は激しくなっていると言えるでしょう。
コンビニのアルバイト確保は難しいとも言われているので、
面接は受かりやすいかもしれません。
特化したもののないコンビニは、大手に吸収されたり、
閉店したりと、変化が多いと思います。
コンビニエンスストアでのお仕事を検討しているのであれば、
その点にも注目してチェーン選びをするとよいでしょう。
コンビニエンスストア店員仕事を未経験で目指すには?
コンビニエンスストアの店員さんは、年齢や経験が全く関係がないので、
未経験の方にも向いているお仕事のひとつです。
覚えるべき作業も明確で、指導もしっかりしているので、
学生さんなどのアルバイト初心者の方でも始めやすいと言えるでしょう。
時間と曜日固定で、安定した収入を確保できるので、
具体的に「ひと月に〇万円欲しい!」という目標でお仕事を探している方には、
とってもおすすめです。
お店を選ぶ際には、チェーンの特性や、基本的に何人で稼働しているか、
にぎわいがどうかなどを事前にチェックして、応募してみると良いと思います。
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