中国のスマートフォンメーカーであるOPPOとその傘下にあるOnePlusが、2026年3月16日から既存の一部スマートフォンの価格を引き上げると発表しました。AI需要の増加による記録的なメモリ不足と、それに伴う価格高騰を受けてのものとみられます。
OnePlus and Oppo smartphones are getting price hikes next week
https://9to5google.com/2026/03/10/oneplus-oppo-price-hikes-market-conditions/
Oppo and OnePlus to jointly hike smartphone prices starting March 16
https://www.gizmochina.com/2026/03/10/oppo-and-oneplus-to-jointly-hike-smartphone-prices-starting-march-16/
Two major phone makers announce price hikes starting next week – PhoneArena
https://www.phonearena.com/news/two-major-phone-makers-announce-price-hikes-starting-next-week_id178812
OPPOは中国の公式オンラインストアの通知で、3月16日から一部スマートフォンの価格を引き上げることを発表しました。通知の中でOPPOは、「高速ストレージハードウェアを含むいくつかの主要な携帯電話コンポーネントの価格上昇に対応して、慎重な検討を行った結果、次の決定を下しました。2026年3月16日0時より、OPPOはすでに発売済みの一部製品の価格を調整し、優れた製品品質とユーザーエクスペリエンスを継続的に確保します」と述べ、部品価格の高騰が影響していると説明しています。
今回の価格引き上げの対象となっているのは、比較的安価なAシリーズやKシリーズ、そして傘下メーカーであるOnePlusのモデルです。比較的高価なモデルであるFindシリーズやRenoシリーズ、タブレット機のOPPO Padシリーズは影響を受けないとのことです。
OPPOとOnePlusのスマートフォン値上げは、世界的に深刻化しているメモリの供給不足によるものとみられます。経済紙のフィナンシャル・タイムズは、AIデータセンターの建設ラッシュによって高帯域幅メモリチップの需要が増しており、メモリメーカーが消費者向けメモリの優先順位を下げていると指摘。一部のアナリストは消費者向けメモリが不足することで、2026年に電子機器の価格が10~20%上昇すると予測しています。
AIデータセンターの建設でチップ供給が滞ってスマホやPCが2026年中に最大20%値上がりする可能性 – GIGAZINE
調査会社のIDCはメモリ不足の影響により、2026年のスマートフォン出荷台数が前年比で12.9%減少の11億2000万台にまで落ち込むと予測しました。
世界のスマホ出荷台数はメモリ不足危機で2026年に13%減少、過去最大の落ち込みを記録する見込み – GIGAZINE
すでにXiaomiもスマートフォン価格の値上げを示唆しており、スマートフォンメーカー各社は部品価格の高騰を消費者価格に転嫁せざるを得ない状況に追い込まれています。
テクノロジー系メディアのPhoneArenaは、「ここには明確な2つの道があります。1つはスマートフォンの価格が上昇する道(近頃のほぼすべての物に言えることです)、もう1つは同じ金額で得られるハードウェアの質が低下する道です。しかし、もしかすると第3の隠れた道があるかもしれません。それは、特定の世界の指導者たちがふざけたことをやめて、戦争ではなく数十年にわたる貿易と成長を享受する道です。しかし、第3の選択肢にあまり期待しすぎない方がいいでしょう」と述べました。
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