YouTubeが、最大180秒までの縦型動画を共有できる機能「YouTubeショート」の視聴回数に関するカウント方式を変更し、2025年3月31日からはショート動画の再生が開始された時点で「1回視聴」と計測することを発表しました。
A Change to How We Count Views on Shorts – YouTube Community
https://support.google.com/youtube/thread/333869549
YouTube Shorts will count views even if you scroll past | The Verge
https://www.theverge.com/news/636876/youtube-shorts-views-counting-update
これまでYouTubeでは、ショート動画が一定の秒数視聴された時点で「1回の視聴」とカウントされていました。しかし、2025年3月31日以降は最低視聴時間の要件を撤廃し、視聴が開始された時点で「1回視聴」とカウントすることを明らかにしました。
こうした視聴回数のカウント方式はInstagramやTikTokも採用しています。
YouTubeの開発チームに所属するMeaghan氏は「今回のカウント方式の変更により、ショート動画の視聴回数が増加する可能性があります。このように、ショート動画のパフォーマンスをより深く理解することで、自身のコンテンツ戦略に役立てることができます。また、ブランドや代理店といったパートナー候補に対し、あなたのコンテンツをより良くアピールすることが可能になります。また、InstagramやTikTokなど、複数のプラットフォームで投稿している場合でも、全体的なリーチを把握することが可能です」とアピールしています。
なお、今回のカウント方式の変更により、YouTubeパートナープログラムへの参加条件や収益化機能を有効にする条件が変更されることはありません。また、YouTubeクリエイターツール内の「アナリティクス」を用いることで、今後も視聴継続時間などを確認することが可能とのこと。
YouTubeショートをめぐっては、2025年2月にGoogle製動画生成AI「Veo 2」を用いた動画作成機能が追加されたほか、2024年10月からはYouTubeショートにアップロードできる動画の長さが最大60秒から180秒に延長されており、YouTubeショートのプロダクト管理ディレクターであるトッド・シャーマン氏は「ショート動画でのストーリーテリングがより臨場感あふれるものになります。ストーリーを伝える柔軟性をさらに高められることを嬉しく思います」と述べていました。
YouTubeショートに投稿できる動画の長さが3分に延長 – GIGAZINE
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YouTubeショートで6秒間のAI生成動画を作成可能に、Google DeepMindの動画生成モデル「Veo」を採用 – GIGAZINE
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