2025年3月11日に毎月恒例のWindows Updateが行われました。Microsoftのサポートドキュメントでは、Windows 11のアップデートに際して、一部のPCからMicrosoftのAIアシスタントであるCopilotが削除されたことが報告されています。
March 11, 2025—KB5053598 (OS Build 26100.3476) – Microsoft Support
https://support.microsoft.com/en-us/topic/march-11-2025-kb5053598-os-build-26100-3476-a248e951-daef-43ad-aa10-0b99f551cec2
Windows 11 updates are accidentally getting rid of Copilot, at least for now – Ars Technica
https://arstechnica.com/gadgets/2025/03/this-months-windows-updates-are-removing-the-copilot-app-accidentally/
CopilotはMicrosoftがOpenAIのGPTを用いて開発した検索エンジン型チャットボットで、2023年11月までは「Bing Chat」と呼称されていました。Copilotは2023年半ば以降からWindows 11の新規インストールに標準搭載されており、2024年1月には30年ぶりとなるPC用標準キーボードの新しいキー「Copilotキー」が登場しています。
Microsoftが30年ぶりにPC用標準キーボードへ新しいキーを追加へ、生成AIツールにアクセスする「Copilot」キーが登場 – GIGAZINE
実際のキーボードは以下のような感じ。以下は、VAIOが2024年11月に発売した「VAIO SX14-R」です。
物理キーに変化を与えるほどMicrosoftが重要視しているCopilotですが、2025年3月のWindows Updateに伴い、一部のPCから勝手にアンインストールされたことが報告されています。該当するPCでは、Copilotをタスクバーにピン留めしていた場合でもピン留めが解除され、アクセスできないようになっているとのこと。
記事作成時点では、Microsoftはサポートドキュメントで「Microsoftはこの問題に対処するための解決策に取り組んでいます」と述べています。Microsoftによると、アップデートに伴ってCopilotを仕えなくなった場合、Microsoft StoreからCopilotを再インストールすることで問題なく使用できるそうです。
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