次期「iPhone 17 Air」ではついに充電ポートを消し去る設計が検討されていたとの指摘 – GIGAZINE


2025年内に登場すると予想されている「iPhone 17シリーズ」には、「MacBook Air」のように他のモデルよりも薄いモデルが加わるのではないかと期待されています。この通称「iPhone 17 Air」では充電ポートが廃止され、ワイヤレス充電に完全移行することが検討されていたと、Apple製品に詳しいBloombergのマーク・ガーマン記者が報じました。

Apple iPhone 17 Air, Foldable iPhone Details; AI Crisis to Haunt Top 100 Event – Bloomberg
https://www.bloomberg.com/news/newsletters/2025-03-16/apple-iphone-17-air-foldable-iphone-details-ai-crisis-to-haunt-top-100-event-m8bl3a9c

薄型モデルの登場を予想し、「iPhone 17 Air」の名前を付けたガーマン氏いわく、このモデルはiPhone 17とiPhone 17 Proの中間に位置するものになるとのこと。特に本体の「薄さ」が特徴で、どれくらいになるのかは不明なものの他モデルより2~3mmほど薄くなると予想されています。

薄肉化の妨げになるのはSIMトレイやUSB Type-Cポートなどですが、このうちSIMトレイについては、完全になくしてeSIM専用にしたモデルがアメリカ向けに開発されています。残りのUSB Type-Cについても「完全になくす」という案が検討されていたと、ガーマン氏が指摘しています。

USB Type-Cポートをなくすと当然ながら有線による充電やデータ転送を行えなくなりますが、ガーマン氏は「iPhoneユーザーは充電や車への接続など、すでに無線でいろいろなことをしているため、世界は無線への変化を受け入れる準備ができていると言えます」とコメント。

ところが、実際にはUSB Type-Cポート廃止案は採用されなかったといいます。これは、iPhoneのポートをLightningからUSB Type-Cに切り替えさせた欧州連合のさらなる反感を招く懸念があったためだとのことです。何より一般のユーザーの間でも物議を醸す可能性があります。


USB Type-Cポートは存続するとされるiPhone 17 Airのその他の特徴としては、約6.6インチのスクリーン、iPhone 16 Proのようなスリムなベゼル、標準サイズのDynamic Islandが搭載されることなどが挙げられます。

直近にはダミーモデルもリークされており、iPhone 17の薄さが7.96mmなのに対し、iPhone 17 Airは5.65mmと、2mm以上も薄くなっているとの指摘があります。

iPhone 17シリーズのダミーモデルがリークされ各モデルのサイズ感が明らかに、Pro系はカメラ部分の出っ張りが大型化しAirは薄型で単眼カメラ – GIGAZINE


ガーマン氏は「iPhone 17 Airにはカメラコントロールボタンのような拡張機能も搭載されます。そして、他モデルよりはるかに薄いにもかかわらず、このモデルは現行のiPhoneと同等のバッテリー寿命を持つことになります。背面には48メガピクセルのカメラが1つだけあり、これはiPhone 16eのアプローチと同じです。また、iPhone 16eに初めて搭載された自社製チップ『C1』が搭載される可能性があります。このチップはQualcomm製よりも電力効率が高く、Airモデルの薄型デザインを実現するのに役立つでしょう」と述べました。

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