「rust-stakeholder」は、ターミナルに「何かやってそう」な感じのする見栄えだけは良い出力を生成してくれるジョークツールです。「役に立つコードを1行も書かずに自分の実力をみんなに納得させることができる」とのことなので、実際にどんな出力が行えるのか試してみました。
GitHub – giacomo-b/rust-stakeholder: Generate impressive-looking terminal output to look busy when stakeholders walk by
https://github.com/giacomo-b/rust-stakeholder
rust-stakeholderを使用するにはRustが必要です。まずRustのインストールツールであるrustupのページへ行き、「rustup-init.exe」をクリック。
ダウンロードした「rustup-init.exe」をダブルクリックして実行します。
インストールの際にいくつか設定を選択できますが、今回はスタンダードインストールを行うので何も入力せずにエンターキーを押せばOK。
「Rust is installed now. Great!」と出力されたらインストール完了です。
スタートメニューを開き、「powershell」と検索すると表示される「Windows PowerShell」をクリックして起動。
下記のコードを入力してrust-stakeholderをインストールします。
cargo install --git https://github.com/giacomo-b/rust-stakeholder.git
「Installed package `rust-stakeholder v0.1.0~」と表示が出ればインストール完了です。
早速、「rust-stakeholder」とコマンドを入力すると何かをビルドしていそうな表示が出現しました。急に上司が来てもこのコマンドを打つだけで「何か仕事をやってそう」な雰囲気が出せます。
動作の様子をムービーにも収めてみました。
ボスが来た時に「何か凄いことをやってそう」に見えるだけの出力をでっちあげるツール「rust-stakeholder」を使ってみた – YouTube

出力内容をカスタマイズすることも可能とのこと。具体的なドキュメントはありませんが、GitHubのページの「Advanced usage(高度な使用方法)」に書いてある例を見るとなんとなく雰囲気はつかめそうです。
なお、もちろんジョーク用のツールなので実際に職場で「働いているように見せかける」という詐欺行為を行うのはやめましょう。
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