USBテスター「Power-Z KM003C」は、デバイスへのUSB給電状況や対応規格などをディスプレイで確認できるほか、PCと接続することで測定結果をPCの画面に出力することができます。そんなPower-Z KM003Cはバグや自動検出の不具合を修正したファームウェアが定期的に更新されているので、実際にファームウェアアップデートの手順を実行してみました。
V1.9.5 | The New Software Version of POWER-Z KM003C – POWER-Z
https://www.power-z.com/846.html
Power-Z KM003Cの外観や使い方は、以下の記事を見るとよく分かります。
まずPower-Z KM003Cのアップデート情報のページを開きます。「Version History」と書いてあるところまでスクロールしたら、アップデートに用いるソフトウェアやファームウェアをダウンロードできるGoogle Driveのリンクをクリック。
「PC Software」を開きます。
Power-Z KM003C用のソフトウェア一覧から最新のものを選択。記事作成時点では「V2.4.0」が最新だったため、選択して「ダウンロード」をクリックします。
ダウンロードしたZIPファイルをWindows標準機能や「Explzh」などの対応アプリを使って展開します。
パスワードが求められるので、「chargerlab」と入力したら「OK」をクリック。
解凍したフォルダ内の「Setup.exe」を起動します。
ソフトウェアをインストールするフォルダを選択したら「Install」をクリック。
インストールが完了したら「Finish」をクリック。
インストール先に選んだフォルダを開き、「Mtools.exe」を開いてソフトウェアを起動します。
Mtoolsを開くと以下のような感じ。
Mtoolsを開いた状態で、Power-Z KM003CをPCと接続します。まずはPower-Z KM003C本体の左側にある補助電源ポートにUSB-Cケーブルを接続。
Mtoolsを開いたPCにUSB-Cケーブルを接続したら準備OK。
PCとPower-Z KM003Cが接続されると、MtoolsにPower-Z KM003Cの計測データを表示することができます。
Power-Z KM003Cを接続した状態で、Mtoolsの「Update Firmware」をクリックすると、利用可能なアップデート一覧が表示されました。
記事作成時点では、2025年1月7日に更新された「V1.9.5」が最新でした。アップデート情報の右上にあるチップアイコンをクリックしたらアップデート開始。
アップデートは数秒で完了しました。
また、Mtoolsの「Update Firmware」に最新のファームウェアが表示されていない場合、Googleドライブからダウンロードすることもできます。「Tester Firmware」をクリック。
「KM003C_V1.9.5.mencypt」を選択して「ダウンロード」をクリックします。
Mtoolsの「Update Firmware」を開いて、「+」アイコンをクリック。
Googleドライブからダウンロードしたファームウェアを選択して「開く」をクリックします。
Mtoolsにファームウェアを追加できました。チップアイコンをクリックすることで、アップデートを実行できます。
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