【訃報】「黄金の腕を持つ男」ジェームズ・ハリソン氏が死去、240万人以上の赤ちゃんを救う – GIGAZINE

オーストラリアで最も多くの献血をしたジェームズ・ハリソン氏が2025年2月17日に88歳で亡くなっていたことが明らかになりました。ハリソン氏の血液には特殊な抗体が含まれており、50年以上にわたって1173回の献血を行い、240万人以上の赤ちゃんを救いました。

ハリソン氏は14歳の時に病気で片方の肺を切除しており、その手術の際に約7リットルもの血液を輸血してもらったことから恩返しとして献血を決意。1954年、法律的に献血が可能になる18歳に到達すると同時に献血を行い始めました。

ハリソン氏が献血を始めてから約10年が経過したときに、ハリソン氏の血液に特殊な抗体が含まれていることが判明。科学者がハリソン氏の血液を元にRh血液型不適合の予防に用いられる抗Dヒト免疫グロブリンの製造に成功します。


Source link

この記事は役に立ちましたか?

もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。

関連記事