
著名な特殊効果アーティストであるフィル・ティペット氏のアニメーション制作スタジオが財政難を理由に閉鎖するにあたり、数十年にわたる小道具や記念品などがオークションで売却されました。そのオークションに出品された、CD-ROM90枚分にもわたるティペット氏が関与してきた作品の資料がインターネットアーカイブで公開されました。
Tippett Studios visual archive (unofficial, plz read desc!) : Free Download, Borrow, and Streaming : Internet Archive
https://archive.org/details/tippett-archive/!!-tippett-2014-history-inspirations-overview-video.iso
CD-ROM
https://discmaster.textfiles.com/cd-rom?search=tippet
Tippett Studios | In the wake of its closure, a digital archive of animated materials appears online | Film Stories
https://filmstories.co.uk/news/tippett-studios-in-the-wake-of-its-closure-a-digital-archive-of-animated-materials-appears-online/
ティペット氏は『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』で、冒頭の「4足歩行戦車・AT-ATが雪原を歩くシーン」をストップモーションで撮影したことでその名が知られるところとなりました。
ほかにもティペット氏は『ロボコップ』シリーズや『ジュラシック・パーク』、『スターシップ・トゥルーパーズ』でも視覚効果(VFX)を担当。『ジュラシック・パーク』では、アカデミー賞の視覚効果賞を受賞しています。
ティペット氏によれば、2019年に公開されたドラマ『トワイライト・ゾーン(リメイク版)』が最後の大仕事だそうで、その後スタジオは2024年にインドの企業に買収されたものの経営難に陥り、2024年5月に連邦破産法に基づいて破産保護を申請。結局スタジオは2026年8月に閉鎖されました。そして、スタジオにあるミニチュアや立体物、資料がオークションにかけられることとなりました。
今回インターネットアーカイブにアップロードされたのは、そのオークションに出品されたCD-ROM90枚組のISOイメージファイルです。

CD-ROMの中にはCGで作られたアニメーションのテストクリップやティペット氏へのインタビュー、『ロボコップ』や『スターシップ・トゥルーパーズ』の舞台裏画像、『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』の仕事用資料などが収められているとのこと。
「TippettFan」と名乗るユーザーは「この情報の一部はインターネットでも入手できず、今後もこれほどまでに高解像度で入手できることはないかもしれないと気付きました。そこで、CD-Rを購入し、その内容をすべてデジタル化しました」と述べています。
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