パーキンソン病は手の震えや歩行困難といった運動障害を示す神経変性疾患であり、近年は患者数が急増していることが指摘されています。そんなパーキンソン病を、「図形の描き方」から高精度で識別できるAIツールが開発されました。
パーキンソン病の兆候はさまざまなところに存在しており、これまでの研究では血液や毛髪、耳あかなどからパーキンソン病のリスクを特定できることがわかっています。また、話し方や精神状態、住居の近くにある店などがパーキンソン病と関連していることも報告されています。
それにもかかわらず、依然としてパーキンソン病の診断は臨床評価に大きく依存しています。容易に入手可能なバイオマーカーが不足していることも、パーキンソン病の早期診断を難しくしている要因のひとつだとのこと。
今回、インドの研究チームは簡単な「図形を描くテスト」の結果を基にして、パーキンソン病を驚くほど高い精度で識別するAIツールを開発しました。筆跡や描画のAIツールに基づいた分析は、神経変性疾患の兆候を検出するための非侵襲的なスクリーニングツールとして注目されています。実際にパーキンソン病患者では、手の震えや指先の制御困難により文字が汚くなったり、徐々に字が小さくなる小字症という症状が出たりします。
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