AI企業のLiquid AIが小型言語モデル「LFM2.5-8B-A1B」を2026年5月28日にオープンモデルとして公開しました。LFM2.5-8B-A1Bはスマートフォンでも実行可能で、日本語の質問にも高品質な応答を返せます。
LFM2.5-8B-A1B: An Even Better On-Device Mixture of Experts | Liquid AI
https://www.liquid.ai/blog/lfm2-5-8b-a1b
LFM2.5-8B-A1Bは「LFM2-8B-A1B」をベースに開発された総パラメーター数83億、アクティブパラメーター数15億のMoEモデルです。「LFM2.5-8B-A1B」「Granite-4.0-H-Tiny」「gpt-oss-20b」「Gemma-4-26B-A4B-IT」「Qwen-3-30B-A3B-Thinking-2507」のベンチマーク結果を比較したグラフが以下。LFM2.5-8B-A1Bは8Bモデルでありながら20B以上のモデルと同等のスコアを記録しています。
LFM2.5-8B-A1Bを「AMD Ryzen AI Max+ 395」を搭載したPCで実行した場合、毎秒148トークンという高速出力が可能。さらに、サムスン製スマートフォン「Galaxy S26 Ultra(SM-S948U1)」でも毎秒28トークンという実用的な出力が可能です。
さらにトークナイザーも改善されており、日本語・英語・アラビア語・ドイツ語・スペイン語・フランス語・ヒンディー語・インドネシア語・イタリア語・韓国語・ポーランド語・ポルトガル語・ロシア語・タイ語・ベトナム語・中国語を効率的にトークン化できます。日本語のトークン化効率は旧来のトークナイザーと比べて6.9%向上しています。
LFM2.5-8B-A1Bの性能を体験できるデモアプリが用意されているので、実際に日本語の応答性能を確かめてみます。
LFM2.5 8B A1B – a Hugging Face Space by LiquidAI
https://huggingface.co/spaces/LiquidAI/LFM2.5-8B-A1B
「スマートフォンには画面保護フィルムを貼るべき?それとも貼らなくてOK?」と入力すると、英語で思考が始まりました。
思考完了後に日本語で応答が表示されました。LFM2.5-8B-A1Bと同等規模の別モデルだと「そもそも日本語で出力できない」とか「応答内容が支離滅裂」といった問題が発生しがちですが、LFM2.5-8B-A1Bの場合は保護フィルムを貼ることのメリットとデメリットを的確に提示してくれました。
LFM2.5-8B-A1Bはオープンモデルとして公開されており、ベースモデル・GGUF版・ONNX版・MLX版が以下のリンク先で配布されています。
LiquidAI/LFM2.5-8B-A1B · Hugging Face
https://huggingface.co/LiquidAI/LFM2.5-8B-A1B
LiquidAI/LFM2.5-8B-A1B-GGUF · Hugging Face
https://huggingface.co/LiquidAI/LFM2.5-8B-A1B-GGUF
LiquidAI/LFM2.5-8B-A1B-ONNX · Hugging Face
https://huggingface.co/LiquidAI/LFM2.5-8B-A1B-ONNX
LiquidAI/LFM2.5-8B-A1B-MLX-8bit · Hugging Face
https://huggingface.co/LiquidAI/LFM2.5-8B-A1B-MLX-8bit
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