GoogleがGemini 3.1 Proをベースに構築された新しいAIエージェントの「Deep Research Max」を発表しました。
Introducing Deep Research and Deep Research Max
https://blog.google/innovation-and-ai/models-and-research/gemini-models/next-generation-gemini-deep-research/
We are launching two powerful updates to Deep Research in the Gemini API, now with better quality, MCP support, and native chart/infographics generation.
Use Deep Research when you want speed and efficiency, and use Max when you want the highest quality context gathering &… pic.twitter.com/rTp7R6w3IT
— Sundar Pichai (@sundarpichai) April 21, 2026
Introducing one of our biggest updates to the Gemini Deep Research Agent, now available via the Interactions API!
Trigger complex, long-horizon research workflows with arbitrary MCP support, get rich visualizations, plan before you execute, and more with these two… pic.twitter.com/qyt9FQ35J6
— Google AI Developers (@googleaidevs) April 21, 2026
Deep Research and Deep Research Max are our latest autonomous research agents powered by Gemini 3.1 Pro.
They can safely navigate both the web and your custom data, like internal docs and specialized financial information, to create professional-grade, fully cited reports. 🧵 pic.twitter.com/Tt3zmjYLWJ
— Google DeepMind (@GoogleDeepMind) April 21, 2026
GoogleはGemini Deep Researchをアップデートし、Deep ResearchとDeep Research Maxという2つの新しいAIエージェントを発表しました。Deep ResearchおよびDeep Research MaxはGemini 3.1 Proが統合されており、高度な要約エンジンから金融・ライフサイエンス・市場調査など、幅広い分野における企業ワークフローの基盤へと進化しました。
Deep Researchは速度と効率性を最適化するために開発されたエージェントで、12月にリリースされたプレビュー版のGemini Deep Researchに取って代わるものとなります。レイテンシとコストを大幅に削減しながら、より高い品質レベルを実現することが可能。Googleは「低レイテンシが求められるインタラクティブなユーザーインターフェースに直接統合された検索体験にとって最適なエージェント」と説明しています。
Deep Research Maxは最大限の包括性と最高品質の分析を実現するために設計されたエージェントです。反復的な推論・検索・最終レポートの精緻(せいち)化に適したモデルで、非同期のバックグラウンドワークフローに最適なエンジンです。
Googleのスンダー・ピチャイCEOは「速度と効率を求める場合はDeep Researchを使用し、最高品質のコンテキスト収集と合成を求める場合はDeep Research Maxを使用してください」と説明しています。
なお、Deep Research MaxはGoogleが開発したAI向けの検索・質問応答タスクのベンチマークであるDeepSearchQAで93.3%、人類トップレベルの知識・推論にAIがどこまで迫っているかを測るベンチマークのHumanity’s Last Exam(HLE)で54.6%、AIの検索力を測るベンチマークであるBrowseCompでは85.9%という高いスコアを記録しています。
Deep Researchはウェブ、任意の遠隔MCP、ファイルアップロード、接続されたファイルストア、またはそれらの任意のサブセットを検索できるようになり、専門家が日々利用する複雑でアクセス制限のあるデータ環境を処理するために設計された機能を提供します。
例えば、MCPを介してカスタムデータや専門的なデータストリームに安全かつシームレスに接続可能となりました。Deep Researchは任意のツール定義をサポートしており、ウェブ検索ツールから、あらゆる専門的なデータリポジトリをナビゲートできる自律型エージェントへと進化します。
さらに、Gemini APIにおけるDeep Research初の機能として、テキストを作成するだけでなく、HTMLページの作成機能やNano Bananaでの画像生成機能が統合され、複雑なデータセットを視覚化することが可能となります。
Deep Researchが生成するチャートやインフォグラフィックの一例が以下。
Deep Research Maxはこれまで以上に低コストかつ効率的に、包括的なレポート、厳密な事実確認、そして専門家レベルの分析を提供することが可能。2025年12月にリリースされた初期バージョンのDeep Researchと比較すると、Deep Research Maxは参照可能な情報源が大幅に増加し、初期バージョンのDeep Researchでは見落とされがちだった重要なニュアンスを特定できるようになりました。
また、GoogleはDeep Researchが多様な情報源を参照し、相反する証拠を慎重に比較検討できるように改良。その結果、アメリカ証券取引委員会に提出する書類やオープンアクセス型の査読付き学術誌といった信頼できる情報源に基づき、情報を分かりやすく整理し、複雑な技術データを関係者が活用できる実用的な形式に変換することが可能となっています。
以下のグラフはDeep Research Maxと2025年12月にリリースされた初期バージョンのDeep Researchの性能を比較したものです。「Expert Eval Score(人間の専門家がAIの回答を評価したスコア)」「Comprehensiveness&Depth(網羅性&深さ)」「Strructure&Presentation(構成&読みやすさ)」「Instruction Following(指示にどれだけ従っているか)」「Grounding&Attribution(根拠の明確さ&出典の信頼性)」「Synthesis&Conflict Resolution(情報の統合&矛盾の処理)」「Internal Consistency&Faithfulness(内部整合性&忠実性)」といった評価項目において、内部整合性&忠実性以外では明確にDeep Research Maxが初期のDeep Researchを上回っています。
Deep ResearchとDeep Research Maxは、Gemini APIの有料プランを通じてパブリックプレビュー版として利用可能。Deep ResearchとDeep Research Maxは、まもなくGoogle Cloudのスタートアップ企業および大企業向けにも提供される予定です。
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