なんとすでに7か国が電力のほぼ100%を再生可能エネルギーで賄っている、化石燃料の段階的廃止につながる「不可逆的な転換点」に到達か – GIGAZINE


メモ


国際エネルギー機関(IEA)と国際再生可能エネルギー機関(IRENA)が公開したデータによると、2026年時点で7か国が国内で消費する電力のほぼすべてを再生可能エネルギー源から供給していることがわかりました。再生可能エネルギーが従来の化石燃料による火力エネルギーに置き換わる「不可逆的な転換点」に到達したと主張する科学者もいます。

26-Countries2024-States-Year2025-100Pct
(PDFファイル)https://web.stanford.edu/group/efmh/jacobson/WWSBook/Countries100Pct.pdf

Seven countries now generate 100% of their electricity from renewable energy | The Independent
https://www.the-independent.com/tech/renewable-energy-solar-nepal-bhutan-iceland-b2533699.html

データによると、アルバニア、ブータン、ネパール、パラグアイ、アイスランド、エチオピア、コンゴ民主共和国は、消費する電力の99.7%以上を地熱、水力、太陽光、風力発電によって賄っているとのこと。

また、2022年時点でEU諸国11カ国を含む40カ国が、国内消費電力の少なくとも50%を再生可能エネルギー技術で発電していることが明らかになりました。2026年1月には、EU圏内において風力と太陽光によって供給された電力が化石燃料による分を上回ったことが報告されています。

ついにヨーロッパでは風力と太陽光による電力供給量が化石燃料の火力発電を上回る – GIGAZINE


データを公表したスタンフォード大学のマーク・ジェイコブソン教授は「奇跡的な技術は必要ありません。あらゆるものを電化し、風力、陸上風力発電、太陽光発電、集光型太陽光発電、地熱発電、小規模水力発電、大規模水力発電などで電力を供給することで、二酸化炭素の排出量をなくす必要があります」と語りました。


IEAのデータによれば、2022年時点でイギリスにおける国内消費電力の再生可能エネルギーによる供給率が、前年比10.5%増となる41.5%だったとのこと。また、スコットランドでは2022年時点で再生エネルギー発電の電力供給量は国内消費電力の113%だったそうです。

特に太陽電池については、シリコン単体の効率が26.1%であるのに対し、ペロブスカイト式を用いたタンデム型では33.9%に達するなど技術革新が続いており、将来的に太陽光が世界の主流になると予測されています。

エクセター大学とユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの研究チームは、太陽エネルギーは「不可逆的な転換点」に達し、2050年までに世界の主要エネルギー源になるだろうと主張。さらに、「過去の政策によって始まった技術的軌跡により、太陽エネルギーが徐々に世界の電力市場を支配するようになるという、不可逆的な転換点が既に過ぎた可能性があり、これ以上の気候変動対策は必要ないかもしれない」とまで論じました。

この記事のタイトルとURLをコピーする


ソース元はコチラ

この記事は役に立ちましたか?

もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。

関連記事