GIGAZINE編集部ではレビューを行う時に手元の様子を撮影するため、カメラを使って録画をすることがよくありますが、人が動く時に発生する足音や衣擦れの音、換気扇などの騒音が入ってしまう事態がしばしば発生します。そこで、カメラを向けた方向の音をしっかり撮れるマイクがないものかと探していたところ、オーディオテクニカからカメラに固定できる超指向性のマイク「ATV-SG1LE」「ATV-SG1」が登場。果たしてどんなマイクなのか気になったので、実物をオーディオテクニカから借りて撮影してみました。
ATV-SG1LE|マイクロホン:コンデンサーマイク|オーディオテクニカ
https://www.audio-technica.co.jp/product/ATV-SG1LE
ATV-SG1|マイクロホン:コンデンサーマイク|オーディオテクニカ
https://www.audio-technica.co.jp/product/ATV-SG1
◆ATV-SG1LE/ATV-SG1の開封&外見チェック
ATV-SG1LEの化粧箱はこんな感じ。
フタを開けると、左側にATV-SG1LEの取り付け方、右側に指向性と周波数特性のグラフが描かれていました。
クイックスタートガイドとEU圏向けの説明書。
ATV-SG1LE本体と風防になるウインドマフ、ケーブル。
ATV-SG1LE本体を上から撮影。オーディオテクニカのロゴが描かれています。
底面を撮影。カメラのホットシューに固定するロックリングがあります。
左側面
右側面
正面から撮影。
マウスの下、土台部分の正面にはマイクケーブルを接続するための3.5mmオーディオ出力端子があります。
背面はこんな感じ。
重さは実測で94gでした。
ATV-SG1LEにウインドマフを被せた上で、Panasonic GH6のホットシューに取り付けてみたところが以下。ウインドマフはかなりタイトなので、取り付ける時は注意が必要です。
そして、上位モデルであるATV-SG1の化粧箱がこんな感じ。
取り付け方と、指向性・周波数特性のグラフが描かれています。周波数特性のグラフをATV-SG1LEのものと見比べると、低周波数側でロールオフされているのがよくわかります。
中身をチェックしていきます。まずはクイックスタートガイドとEU圏向けの説明書。
そして、ATV-SG1本体と充電用のUSB Type-Cケーブル、マイクケーブル、風防となるウインドマフ。
ATV-SG1の天面は、ATV-SG1LEとほとんど変わりません。ただし、オーディオテクニカのロゴが描かれている部分がホットシューとなっており、別のアクセサリを上につけられるようになっています。
底面はこんな感じ。ロックリングが固定する部分はスライドになっていて、マイクの前後を調整できるようになっています。
左側面。マイクの土台部分にはモノラルで外部マイクの入力を追加できるEXT INポート、低音域を減少させるローカットフィルタースイッチ、電源ボタン、インジケーターがあります。
右側面にはヘッドホン出力のボリューム調整ダイヤル、ヘッドホン出力用の接続ポート、充電用のUSB Type-Cポートがありました。
前面から撮影。
土台部分にはマイクケーブルを接続する3.5mmオーディオ出力端子があります。
背面には出力モードの切り替えスイッチと出力ゲイン調整ノブがあります。出力モードのうち、「+EXT」は外部マイク入力を追加するモードで、この場合は外部マイクの音声がRチャンネルにモノラル出力可能。マイクを向けている人の音をステレオで撮影しつつ、同時に撮影者の声をモノラルで収録することができるというわけです。「NORMAL」は通常使用のモードで、「SAFE」は大声や突発的な音割れに備えるためのセーフティトラック機能を使用するモード。
重さは実測で152g。
ATV-SG1にウインドマフを被せてGH6に装着してみました。ATV-SG1はマイク電源となるバッテリーを内蔵していますが、モニタリング用のヘッドホン出力や外部マイクの追加入力、ローカットフィルターやゲインの調整が可能となっており、シューマウント部分もスライド付きとなっており、下位モデルであるATV-SG1LEよりも細かいところに手が届く仕様となっています。
ATV-SG1の電源ボタンを長押しすると青いLEDインジケーターが光り、内蔵バッテリーによる電源供給が行われます。
内蔵バッテリーによる電源供給が行われることで、カメラ本体から電源供給をしなくても録音が可能になります。
◆「ATV-SG1LE」「ATV-SG1」を使って実際に撮影してみた
実際にATV-SG1LEやATV-SG1を撮影するため、カメラを2台用意しました。一方のカメラにマイクを装着し、もう片方はカメラ内蔵のマイクを使って、机の上にあるスマートフォンから音楽を再生して撮影しました。
また、カメラを撮影する後ろでは大型のサーキュレーターを回しています。かなりパワフルなサーキュレーターで、換気のために回すとかなりの轟音を響かせます。
ATV-SG1LEを使って比較撮影してみたムービーが以下で、最初にカメラ内蔵マイクでの映像、次にATV-SG1LEを使って撮影した映像が再生されます。カメラ内蔵マイクでは「ゴォー」というサーキュレーターの音がしっかりと入っていますが、ATV-SG1LEだとサーキュレーターの音はかなり抑えられ、スマートフォンから再生される音楽がかなりクリアであることがよくわかります。
オーディオテクニカのガンマイク「ATV-SG1LE」レビュー、カメラ内蔵マイクとの比較 – YouTube

つづいて、以下がATV-SG1を使って比較撮影してみたムービー。最初にカメラ内蔵マイクでの映像、次にATV-SG1を使って撮影した映像が再生されます。なお、ATV-SG1のローカットフィルターはオフにしている状態です。カメラ内蔵マイクではサーキュレーターの音だけでなく、カメラの背後で動き回っている撮影者の足音も入っていますが、ATV-SG1ではかなり抑えられています。
オーディオテクニカのバッテリー内蔵ガンマイク「ATV-SG1」レビュー、カメラ内蔵マイクとの比較 – YouTube

今度は2台のカメラにそれぞれATV-SG1LEとATV-SG1を装着し、同時に撮影してみました。なお、ATV-SG1のローカットフィルターは今回オンにしています。どちらもスマートフォンから再生した音楽をクリアに撮影できています。ただし、どちらがATV-SG1なのかを聞いて判別できるほどの差はないという印象。
「ATV-SG1LE」と「ATV-SG1」で音楽再生中のスマートフォンを撮影して比較 – YouTube

このマイク2種類で撮影している様子を、Pixel 9 Proで撮影した様子が以下のムービーで、サーキュレーターの動作音がしっかり響いていることがよくわかります。
「ATV-SG1LE」と「ATV-SG1」で比較撮影中の様子をPixel 9 Proで撮影したところ – YouTube

◆まとめ
ATV-SG1LE・ATV-SG1ともに良質なガンマイクで、カメラ内蔵のマイクよりも指向性が強く、周囲の余計な環境音を抑えつつ、マイクを向けた方向の音声をはっきりと録音できます。また、防風のウインドマフも付属しているので、屋外でも使いやすいのがうれしいポイント。マイク本体も軽量なので、カメラに装着しても取り回しへの影響が少ないことも特徴としてあげられます。
また、ATV-SG1は前後にスライドできるシュー、ゲイン調整のノブやローカットフィルターのスイッチ、外部マイクを接続できる入力プラグやモニタリング用のイヤホンプラグなどもついているので、よりかゆいところに手が届く仕様となっています。加えて内蔵されているバッテリーを使うので、アダプターなどを使えばスマートフォンにも使えるのがポイントです。
ATV-SG1LEは税込1万6940円、ATV-SG1は税込3万2670円で、オーディオテクニカの公式ストアで購入可能。また、Amazon.co.jpでも取り扱われていますが、ATV-SG1は記事作成時点だと在庫切れとなっていました。
この記事のタイトルとURLをコピーする
ソース元はコチラ
この記事は役に立ちましたか?
もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。































