Meta Horizon WorldsがVRサポートを終了へ – GIGAZINE


Metaがバーチャル空間で交流やゲームを楽しめる「Meta Horizon Worlds」のVRサポートを終了することを明らかにしました。2026年6月15日をもってQuestヘッドセットからのアクセスは終了し、以降はウェブブラウザやスマートフォン向けのアプリを通じた2Dスクリーンでの体験のみが提供されることになります。

Updates to Your Meta Quest Experience in 2026 | Meta Community Forums – 1369435
https://communityforums.atmeta.com/blog/AnnouncementsBlog/updates-to-your-meta-quest-experience-in-2026/1369435

Horizon Worlds Is Dropping VR Support, Going Flatscreen-Only
https://www.uploadvr.com/meta-horizon-worlds-dropping-vr-support/

Meta Discontinues Horizon Worlds for Quest Headsets as Focus Moves to AI – Bloomberg
https://www.bloomberg.com/news/articles/2026-03-17/meta-to-discontinue-key-metaverse-product-for-vr-headsets

今回の変更では、まず2026年3月31日までにQuestストアからHorizon WorldsとEventsが表示されなくなり、Horizon Central、Events Arena、Kaiju、Bobber Bayといった一部の主要ワールドもVRでは利用できなくなります。その後、2026年6月15日以降はQuest向けのHorizon Worldsアプリ自体が削除され、すべてのワールドがVRから利用不可になります。一方で、モバイル向けに最適化されたワールドについては、以後もMeta Horizonモバイルアプリで引き続きアクセスできます。

Bloombergによれば、MetaはQuestユーザーがHorizon Worldsにアクセスできなくなることを認めており、広報担当者がすでに2月時点の告知でHorizon Worldsの重点を「ほぼ完全にモバイル」に移す方針を示したと報じています。

Meta Horizon Worldsはかつてマーク・ザッカーバーグCEOが描いたメタバース構想の中核の1つだったサービスで、「Facebook Horizon」という名前で2019年9月に発表、2020年8月にベータ版がスタートしました。

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2021年にMetaは「Horizon Worlds」に名称を変更し、1000万ドル(当時のレートで約11億円)のファンドを立ち上げています。

FacebookのソーシャルVRサービスが「Horizon Worlds」

に改称、クリエイターを支援する11億円のファンドも立ち上げ – GIGAZINE

当初の特徴は、QuestやRiftのヘッドセット内でTouchコントローラーを使い、プリミティブ形状を配置したり、視覚的なスクリプトで機能を加えたりして、VR内で直接ワールドを作れる点にありました。ただ、その結果として見た目が粗くなりやすく、SNS上ではしばしば嘲笑の対象にもなりました。

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2023年にはPC上で従来型のゲーム制作ワークフローを使えるデスクトップ向け制作環境が導入され、テクスチャ付き3Dメッシュの取り込みやTypeScriptによる機能追加も可能になり、2025年までに全クリエイターへ広がりましたが、VR関連メディアのUploadVRは「評判の悪化を覆すには遅すぎた可能性がある」と指摘しています。

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