NVIDIAが主催するAIカンファレンス「GTC 2026」の基調講演が現地時間の2026年3月16日に実施されました。基調講演にはジェンスン・フアンCEOが登壇し、次世代AI処理システムの詳細が発表されました。
ラックスケールのエージェント型 AI スーパーコンピューター | NVIDIA Vera Rubin NVL72
https://www.nvidia.com/ja-jp/data-center/vera-rubin-nvl72/
次世代データセンター CPU | NVIDIA Vera CPU
https://www.nvidia.com/ja-jp/data-center/vera-cpu/
NVIDIA Vera Rubin Opens Agentic AI Frontier | NVIDIA Newsroom
https://nvidianews.nvidia.com/news/nvidia-vera-rubin-platform
NVIDIA Launches Vera CPU, Purpose-Built for Agentic AI | NVIDIA Newsroom
https://nvidianews.nvidia.com/news/nvidia-launches-vera-cpu-purpose-built-for-agentic-ai
Micron in High-Volume Production of HBM4 Designed for NVIDIA Vera Rubin, PCIe Gen6 SSD and SOCAMM2 | Micron Technology
https://investors.micron.com/news-releases/news-release-details/micron-high-volume-production-hbm4-designed-nvidia-vera-rubin
NVIDIA GTC Keynote 2026 – YouTube

Rubin GPUはFP64精度で33TFLOPSという高い演算能力を発揮します。また、Vera CPUはAIやHPCを念頭に設計されたCPUで、既存のCPUより2倍効率的で速度が50%向上しているとアピールされています。データーセンター向けにはRubin GPUを72個とVera CPUを36個搭載したラック「Vera Rubin NVL72」が提供されます。Vera Rubin NVL72の演算能力はFP64精度で2400TFLOPSに及びます。
Rubin GPUはMicron製のHBM4を搭載しています。GPU1個当たりのメモリ容量は288GBで、Vera Rubin NVL72のメモリ容量は20.7TBです。
Vera RubinシステムはBlackwell世代のシステムと比べて5倍のコストパフォーマンスを発揮するとのこと。
さらに、「Rubin GPU」「Vera CPU」「NVLink 6 Switch」「ConnectX-9 SuperNIC」「BlueField-4 DPU」「Spectrum-X Ethernet Co-Packaged Optics」「Groq 3 LPU」を搭載したデーターセンター向けラックシステムも登場しました。
NVIDIAは2025年12月に推論チップ開発企業のGroqと3兆円規模のライセンス契約を締結しました。ラックシステムにはGroqの技術を用いた高効率推論サーバーのGroq 3 LPXが含まれています。Groq 3 LPXは帯域幅40PB/s秒のメモリを128GB搭載しており、315PFLOPSでの推論処理が可能です。
Rubin GPUとGroq 3 LPUを組み合わせることで、電力・メモリ・コンピューティングの効率を最大化し、数兆パラメーターのモデルや数百万トークンのコンテキストに対応できるようになりました。
Vera Rubin世代の製品はすでに量産が始まっており、2026年後半から「AWS」「Google Cloud」「Microsoft Azure」といったプロバイダーによるサービスが始まる予定です。また、すでに「Anthropic」「Cursor」「Meta」「OpenAI」「Perplexity」「Black Forest Labs」「Cohere」「Harvey」「Mistral AI」といったAI企業と提携していることも明らかになっています。
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