Z.aiがクローズドソース版GLM-5「GLM-5-Turbo」リリース、AIエージェント駆動型ワークフローとOpenClawスタイルのタスク向けに最適化 – GIGAZINE


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中国のAIスタートアップ企業Z.aiが、既存のモデルを高速化した「GLM-5-Turbo」を発表しました。同社はこれを「OpenClaw」スタイルのタスク向けに調整された高速モデルとして位置付けています。


GLM-5-Turbo – Overview – Z.AI DEVELOPER DOCUMENT
https://docs.z.ai/guides/llm/glm-5-turbo#zclawbench-a-benchmark-for-the-openclaw-agent-scenario

z.ai debuts faster, cheaper GLM-5 Turbo model for agents and ‘claws’ — but it’s not open-source | VentureBeat
https://venturebeat.com/technology/z-ai-debuts-faster-cheaper-glm-5-turbo-model-for-agents-and-claws-but-its

z.aiは、GLM-5-Turboを「GLM-5の高速版」と呼び、高速推論および長い実行チェーンを含む「エージェントワークフロー」に最適化された設計であると説明しています。z.aiはPC上にパーソナルAIアシスタントを常駐させてさまざまなタスクを自動化するOpenClawの名前を出し、「OpenClawなどのエージェント駆動型環境に最適」と紹介しました。

OpenClawはその登場以来AI業界を揺るがすほどのヒットを遂げており、「Claw」の名を冠した類似製品が続々と登場しています。

OpenClawの大ヒットを受けてAIエージェントの上をいく「Claw」が続々登場、ただし、OpenAI共同設立者はOpenClawのセキュリティには懸念を表明 – GIGAZINE


Z.aiは、GLM-5-Turboを静的な応答型アプリケーションではなく実運用に近いエージェントの挙動をモデル化したものとして位置づけています。優れたコマンド追従性、強力なツール呼び出し、スケジュールされたタスクや永続的なタスクの処理の改善、そして長い論理チェーンにおける高速な実行など、実用的なタスクフローにおける信頼性を重視していて、単に質問に答えるだけでなくそれ以上の機能を提供するエージェント市場をターゲットとしています。

前バージョンであるGLM-5よりもコストがわずかに低く、入力トークン100万個当たりの価格が0.04ドル(約6.4円)安くなっています。

Z.aiが開発した、OpenClawエコシステムにおけるエージェントタスク用ベンチマーク「ZClawBench」によると、OpenClawを使用するシナリオにおいてGLM-5-Turbo(青色)がGLM-5(緑色)を大幅に上回り、複数のカテゴリでいくつかの主要モデルを上回ることが示されたそうです。


GLM-5-Turboは「プロ」プラン向けに2026年3月に、「ライト」ユーザー向けに2026年4月に提供される予定。なお、GLM-5はオープンソースモデルでしたが、GLM-5-Turboは実験版のため発表時点ではクローズドソースです。Z.aiは「すべての機能と研究成果は次回のオープンソースモデルリリースに反映される予定です」と述べています。

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