Pixel 10 Pro FoldがYouTuberの耐久性テストで爆発寸前に、「10年やってきて初」というレアケース – GIGAZINE


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テック系YouTubeチャンネル、JerryRigEverythingが「Pixel 10 Pro Fold」の耐久テストをしていたところ、端末が白煙を上げる事態が発生しました。JerryRigEverythingは同様の耐久テストを10年にわたり行っていますが、こんなことになったのは初めてだそうです。

MY PIXEL 10 PRO FOLD EXPLODED — CAUGHT LIVE ON CAMERA! – YouTube


普段通り耐久テストを実施し、通常とは反対方向にPixel 10 Pro Foldを折り曲げ始めたJerryRigEverything。


指の力だけで簡単に折れました。ちなみに「iPhone Air」は滑車で90kg近くの力をかけても折れませんでした。


その後何度か折り曲げを繰り返していたところ、突如として煙を上げ始めるPixel 10 Pro Fold。


火災報知器が鳴るほどの煙が発生したそうです。


バッテリーは黒焦げになりました。


JerryRigEverythingは「確かに私のテストは極端ですが、10年にわたり主流のスマートフォンに全て同じテストを実施しており、こんなことは今まで起きたことがありません。Pixel 10 Pro Foldを開いたままお尻のポケットに入れない方がいいでしょう」と述べました。

JerryRigEverythingは折り曲げ以外のテストも実施しています。例えば、耐久性の高いGorilla Glass Victus 2を使った外側ディスプレイは、モース硬度6でようやく傷がつき始めるというレベルであることが確認されています。JerryRigEverythingいわく、これはGorilla Glass Victus 2で通常見られるレベルとのこと。


内側ディスプレイはGorilla Glass Victus 2ではなく、極薄ガラスと2層の耐衝撃フィルムで構成されています。こちらはモース硬度2で傷がつき始めていますが、JerryRigEverythingは「折り曲げられる柔らかさにするにはこうするしかない」と擁護しています。


フレームはカッターナイフで傷が付きます。


カメラバンプも同様。


背面や「G」のロゴは傷が付きませんでした。


ヒンジに砂を入れるテストも実施されています。


砂はヒンジ内部に入り込むようで、砂を払った後も折り曲げるたびにガリガリと音がしました。JerryRigEverythingは「Samsungの折りたたみスマートフォンでも同様でしたが、彼らは『防塵性がある』とは一切主張していません。Pixel 10 Pro Foldの画面は確かに防塵のようですが、ヒンジは絶対に違います」と指摘しました。Pixel 10 Pro Foldの防水・防塵規格は、IP68準拠となっています。


JerryRigEverythingは「言うまでもないと思いますが、Pixel 10 Pro Foldは私の耐久性テストで悲惨な結果を残しました」と述べました。

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