Appleが複数のApple製品を1つのプランでカバーする新しい補償プラン「AppleCare One」を発表しました。月額は19.99ドル(約2900円)で、iPhone・iPad・Mac・Apple Watchなどの落下や液体こぼれに対する無制限の修理やバッテリー交換、優先的なテクニカルサポートを最大3台まで適用できます。
Apple introduces AppleCare One, streamlining coverage into a single plan – Apple
https://www.apple.com/newsroom/2025/07/apple-introduces-applecare-one-streamlining-coverage-into-a-single-plan/
AppleはApple製品専用の補償サービスであるAppleCare+を提供しています。このAppleCare+は製品購入時、あるいは製品購入から60日間以内に加入可能な月額有料のサブスクリプションプランで、過失や事故による損傷に対する修理などのサービスを安価に受けられるほか、サポートを優先的に受けることが可能。また、iPhone専用の「盗難・紛失プラン」では、盗難や紛失に対する保証を1年間に2回まで受けることができます。しかし、このAppleCare+は基本的に1製品につき1プランの契約が必要でした。
新たに発表されたAppleCare Oneは、1つのプランに登録できる製品は最大3台。また1台につき月額5.99ドル(約880円)を支払うことで4台目以降も追加登録が可能です。また、AppleCare+は製品の種類によって価格が異なりましたが、AppleCare Oneは月額19.99ドルに統一されています。
補償内容はバッテリー保証、偶発的な損傷に対する無制限の修理、365日24時間の優先サポートなどのテクニカルサポートなど、AppleCare+と同じです。
ただし、AppleによればAppleCare Oneに追加する古い製品は「良好な状態」である必要があり、追加する前に診断チェックを行う場合があるとのこと。また、追加できる製品は購入から4年以内となっていますが、Appleは「ヘッドホンは購入後1年以内である必要があります」という制限を加えています。
記事作成時点では、AppleCare Oneはアメリカを対象に提供される予定で、2025年7月24日(木)からiPhone、iPad、Mac、またはApple StoreでAppleCare Oneに申し込むことができるとのこと。
なお、AppleCare+の盗難・紛失プランはこれまでiPhoneにのみ提供されていましたが、アメリカでは7月24日からiPadとApple Watchでも利用可能になったことも報じられています。
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