今回紹介する作品タイトル
ウォーハンマー40000メカニクス
あらすじ
宇宙歴4万年、地球はあらゆる種族から狙われており、地球を守護するは皇帝陛下より命を与えられたスペースマリーンに、地球国防軍、そしてアデプトゥスメカニカスという軍事兵器の開発局が地球を守護する立場にあります。
これは、地球の守護を目的としたアデプトゥスメカニカスたちが奮闘し、超古代文明から技術を盗み、帝国に貢献するための技術を得るための活動記録です。
彼らアデプトゥスメカニカスの役割は、古代のアーティファクトの解析のほか古代文明が残した技術を取り入れ、自らを機械化することにあり、肉体を捨てることで機械の神と一体化することにあります。機械と一体化することが彼らにとっての進行であり、唯一地球帝国に貢献することなのです。
おすすめする(見どころ)ポイント
ファンタジーではなく、SFのターン制SRPGであることが見どころです。通常多くの方は、SRPGと聞くとファンタジーのゲームが主だという意見が多いんですが、ウォーハンマー40kはSF作品でSFなのにどこか退廃的である点が面白いのです。
特に、サーヴィターというユニットがあるんですが、実はこのユニット、ロボットではなく、もともと人間で犯罪者とか帝国の法律に違反した人間をロボットに作り替えたものなどあり得ないほどブラックな世界なのがお勧めするところで見どころだったりします。
登場する人物が皆さん、悪い意味で個性的である点も見どころです。
改善してほしいと思ったポイント
このゲーム、育成を誤るとものすっごく戦闘で苦労し始めます。なぜなら、敵のネクロンというのは、こちらの技術に対応していく機械の生命体なのでこちらの軍事ユニットの育て方を間違えると速攻でつぶされてしまうんです。
しかも、攻略に時間をかけて一つのマップでちんたらしているとさらに状況が悪化していくというシステムを採用しているため、さっさとマップを攻略してステージを次々に攻略しないといけないという隼人機のような部分もあるため、じっくりと時間をかけてユニットを成長させようということはできないんです。
やるべき・観るべき
少し変わった世界観のSRPGをプレイしてみたいというのであれば、このゲームはとてもお勧めです。このゲームは、ダークなストーリーでSFですが、きちんとしたSF小説のようにストーリーがあり、目的があります。
ボードゲームが元になったゲームですが、様々な媒体でゲーム化もされていますので、この作品を通して別の勢力に興味を持ったのであれば、別のシリーズをプレイしてもよいでしょう。
類似似作品
Xcomという作品と類似していると思います。あの作品もターン制のSRPGでユニットを鍛えて迫りくる脅威から戦うというものなうえ、xcomもSFなので似ている作品だと言えます。
ほかに似ている作品と言えば、世界観が似ているものとしては、シャドウランというゲームとも類似している部分があります。
総評
ものすっごくおどろおどろしいキャラクターが登場する点、キャラクターが悪い方向に個性的だという点で多くの方はお腹いっぱいになるかと思うんですが、世界観に慣れてくると、だんだんとこのゲームのほかの作品について知りたいと思うのがこのウォーハンマー40000メカニクスです。
このゲームは、サイボーグになっていくことが信仰であるというゲームで最終的に肉体を捨てるというとんでもないと思える教えを実行していくゲームです。SFのゲームの中でも異色だと思いますが、SRPG部分の面白さ、テキストの面白さは、日本のゲームと異なり新鮮味がありますのでお勧めです。
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