Appleは自社製デバイスの修理マニュアルや修理パーツなどを販売するプログラム「Self Service Repair(セルフサービス修理)」を2022年に開始しており、対象デバイスを順次拡大しています。新たに、セルフサービス修理でiPadの修理マニュアルや修理パーツの取り扱いを開始することが2025年5月28日(水)に発表されました。
Apple launches Self Service Repair for iPad, expands repair programs – Apple
https://www.apple.com/newsroom/2025/05/apple-launches-self-service-repair-for-ipad-expands-repair-programs/
セルフサービス修理の公式ページでは以下のようにAppleの純正パーツが販売されています。
また、ドライバーなどの修理用工具も販売されているほか、修理マニュアルも提供されており、セルフサービス修理が展開されている国ではユーザーが自分でApple製デバイスを修理することができます。
セルフサービス修理の対象デバイスは2022年のプログラム開始以降拡大し続けており、すでにiPhoneやMacなどの修理が可能でした。新たに、AppleはiPadシリーズもセルフサービス修理の対象デバイスに加えることを発表しました。
iPadシリーズのうち、無印のiPadは2025年3月に登場したA16チップを搭載したモデルのみが対象です。
iPad miniは2024年10月に発売したA17 Proチップ搭載モデルが対象。
iPad Airは2024年5月に登場した「M2チップを搭載した11インチモデル」と「M2チップを搭載した13インチモデル」に加えて、2025年3月に登場した「M3チップを搭載した11インチモデル」と「M3チップを搭載した13インチモデル」も対象です。
iPad Proは2024年5月に登場した「M4チップを搭載した11インチモデル」と「M4チップを搭載した13インチモデル」が対象です。
セルフサービス修理はアメリカやヨーロッパなど33カ国で展開されていますが、記事作成時点では日本は対象国に含まれていません。2025年夏にはカナダが対象国に追加される予定なので、日本もいずれ対象国に追加される可能性はあります。
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