OpenAIのAIエージェントがAIプラットフォーム・Hugging Faceに不正アクセスを行ったことで明らかになったハッキング事件で、問題のAIエージェントはすでに公表されているものの他にも最低で10件のウェブサイトを侵害していたことがわかりました。
EXCLUSIVE: OpenAI’s rogue agents used at least 10 more sites for unauthorized comms, researchers say | Reuters
https://www.reuters.com/world/openais-rogue-agents-used-least-10-more-sites-unauthorized-comms-researchers-say-2026-09-09/
オープンAIエージェント、10余りの未公表サイトで無許可通信 判明分超える逸脱か | ロイター
https://jp.reuters.com/jp/economy/IQ7XBWEMHVJPJFZI6ZBIDMLXXE-2026-09-10/
この問題はAIプラットフォームのHugging FaceがAIエージェントによる不正アクセスを検知したことで表面化しました。
OpenAIが新しいAIシステムで誤ってHugging Faceをハッキングしてしまったことを報告 – GIGAZINE
問題を引き起こしたAIエージェントは、OpenAIがサンドボックス内でテストを行っていたもので、OpenAIのテスト環境と本番環境に共通する脆弱性を突いて、ネットワーク内のインターネット接続可能なノードに到達し、外部へのアクセスに成功していました。
また、タスク解決のためにAIエージェント同士が情報交換を行うため、過疎状態だったドイツ語のWiki「DseWiki」を共有掲示板化していたことも明らかになりました。
OpenAI製エージェント約3700体が放置されていた過疎Wikiサイトを「秘密の情報共有掲示板」として利用、約1万8000件の投稿で答えやサンドボックス回避方法を共有 – GIGAZINE
この件をさらに深掘りしていた研究者らの報告などによると、OpenAIのAIエージェントがDseWikiへアクセスした際に残していたコメントと同様のものが複数のウェブサイトで発見されたとのこと。
Additional findings
https://collusion.wiki/additional-findings
複数の研究者が確認作業を行っていて、影響を受けたサイトの総数ははっきりとしないものの、ロイターによると取材に応じた全員が「10を超える」という見解を示したとのことです。
AIエージェントが外部のWikiを勝手に情報交換掲示板として利用したことについてOpenAIは説明を行っていませんが、この問題に携わる研究者は、OpenAIが難解なタスクへの回答を求めつつ、回答を探すにあたっては検索のみを許可して投稿を一切禁じていたことが原因である可能性が高いと述べています。
ソース元はコチラ
この記事は役に立ちましたか?
もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。



優先ソースに設定
記事タイトルとURLをコピー