サンフランシスコの「マンガ博物館」が閉鎖を発表 – GIGAZINE


創作


マンガやアニメーションのアートを専門とするアメリカ・サンフランシスコの美術館「カートゥーン・アート・ミュージアム(CAM)」が2026年8月2日に閉館を発表しました。

Cartoon Art Museum update: Closing a chapter… — Cartoon Art Museum
https://www.cartoonart.org/press-releases/2026/7/31/cartoon-art-museum-update-closing-a-chapter


Cartoon Art Museum Closes (for Now) – The Daily Cartoonist
https://www.dailycartoonist.com/index.php/2026/08/01/cartoon-art-museum-closes-for-now/

CAMはアメリカ西部で唯一あらゆる形態のカートゥーン・アートの保存と展示に特化した美術館であり、8000平方フィート(約743平方km)のギャラリースペース・上映エリア・教育スペース・ショップ・図書館・収蔵施設を備えています。CAMによると、所蔵品には9000点以上のオリジナル作品があるとのことです。


CAMは1984年にカートゥーン・アート愛好家によって設立され、当時サンフランシスコにあった独立系出版者のトルバドール・プレスのマルコム・ホワイト編集長が主な創設者となりました。初期のCAMは固定の場所を持たずに地元の美術館や企業のスペースで展示企画を実施していましたが、1987年にスヌーピーの生みの親として知られるチャールズ・シュルツ氏からの寄付などにより、サンフランシスコのサウス・オブ・マーケット地区に拠点を構えました。

その後何度か移転し、2017年10月からはフィッシャーマンズ・ワーフ地区にある歴史的な8000平方フィートのレンガ作りの建物を10年間リースする契約を結びました。


そのリース契約が2026年に終了しますが、CAMは契約を更新しないことを発表しています。

契約を終了して閉館する理由として、CAM事務局長のサマーリー・カシャー氏は「新型コロナウイルスのパンデミックとその後の緩やかな回復など、大きな課題に直面してきました」と述べています。

ただし、カシャー氏は「私たちは消滅するわけではありません。この期間を利用して、エネルギーを充電し、体制を立て直し、今後のことを考えていきます。計画が具体化していく中で、コミュニティの皆様が引き続き私たちを見守り、支援してくださることを願っています」と語っており、今後の計画を検討している旨を表明しています。

CAMは「賃貸契約は終了しますが、私たちの物語は続きます。博物館の今後の展開が決まり次第、最新情報をお伝えします」と述べており、「皆さん、今回はこれで終わりではありません」というメッセージを送っています。


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