Steamは随時、ユーザーの使用しているハードウェアおよびソフトウェアの環境を調査しており、毎月結果を公表しています。2026年3月分の結果を見ると、大きな変動が記録されていました。
Steamハードウェア&ソフトウェア 調査
https://store.steampowered.com/hwsurvey/Steam-Hardware-Software-Survey-Welcome-to-Steam?platform=combined
Steamの調査結果の1番上に表示されるのはOSのシェアです。右端の数字が先月比となっており、Windows 11が10%以上増加し、Windows 10からの乗り換えが一気に進んだように見えます。また、Linuxのシェアが倍以上に増加しているようにも見えます。
しかし、使用言語の欄を見ると中国本土で使用されている簡体字が31.85%も減少。これまで約半数が中国語ユーザーだったところが、シェアが約23%まで低下していました。
中国では政府の検閲を受けたタイトルのみプレイできる中国版Steamを使用する必要がありますが、これを嫌うユーザーは国際版のSteamを遊ぶためにVPNを利用しているという実態があります。しかし、2026年3月11日には「VPNを無許可で使用した」として男性2人が罰金処分を受けたことが公表されました。
実際、中国で人気があり2026年には世界大会が上海で開催されることも決まっているゲーム「Dota 2」の接続数の推移を見ると3月11日付近から接続数が急減。事件が中国国内のSteamユーザーに影響を与えていることがうかがえます。
これを踏まえると、3月にWindows 11への乗り換えが一気に進んだのではなく、中国国内のSteamユーザーが主にWindows 10を使用していたため、中国国内からのアクセスが激減したためOSのシェアが激減してしまったように見えただけと考えられそうです。
同様に、他の項目でも中国国内のSteamユーザーが使用していたPCの一般的なスペックを推測可能。例えばメモリの搭載量のデータを見ると16GBが急増して32GBが急減しているように見えますが、中国国内のSteamユーザーが主にメモリを32GB搭載したPCを使用していたと考えるとつじつまが合います。
モニターの解像度ではフルHDが増加してQuad HDが減少しています。中国国内のSteamユーザーの多くがQuad HDのモニターを使用していた模様。
なお、Steam上ではWindowsが92%と圧倒的なシェアを誇っていますが、CDNサービスを展開するCloudflareの統計によるとWindowsのシェアは74%、macOSが21%、Linuxが3.3%となっていました。
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