Googleが災害予測AIを開発するためのデータセット構築手法「Groundsource」を開発しました。既にGroundsourceを用いた洪水予測AIが開発されており、洪水予測マップ「Flood Hub」も公開されています。
Boosting disaster resilience with Google’s Groundsource
https://blog.google/innovation-and-ai/technology/research/gemini-help-communities-predict-crisis/
AIの開発には高品質なデータセットが必要ですが、Googleによると鉄砲水などの特定の洪水に関する高品質なデータセットは存在していなかったとのこと。そこで、GoogleはGoogleマップとGeminiを組み合わせたデータセット構築手法「Groundsource」を開発しました。
GoogleはGroundsourceの最初の活用例として「都市部の鉄砲水を24時間先まで予測するAI」を開発しました。まず、Geminiを用いて数十年分の災害レポートを分析し、150カ国以上で発生した260万件以上の洪水事象を特定します。続いて、Googleマップで洪水の発生した地点を正確に特定し、鉄砲水に特化したデータセットを作成。そして、データセットを用いて鉄砲水を予測するAIをトレーニングしました。
Googleは開発したAIを組み込んだ洪水予測マップ「Flood Hub」を以下のリンク先で公開しています。
Flood Hub
https://sites.research.google/floods/
マップでは鉄砲水のリスクが高い地域がオレンジ色、とても高い地域が赤色で示されています。また、河川洪水のリスク度合も色分け表示されています。
日本は真っ白になっていて、少なくとも24時間は鉄砲水のリスクが低いことが分かります。
Googleによると、Groundsourceは地滑りや熱波といった災害のデータセット構築にも役立つ可能性があるとのことです。
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