台所のスポンジや歯ブラシなど知らず知らずのうちに細菌の温床になっているもの11選 – GIGAZINE


「身の回りで細菌に汚染されている場所」と聞くと、トイレや靴の裏などを想像するかもしれませんが、実は一見清潔そうに見えるものにも細菌が繁殖している場合があります。イギリスのウェストミンスター大学で医学微生物学の上級講師を務めるマナル・モハメッド氏が、「実は細菌の温床になっている身の回りのもの11選」を発表しました。


◆ショッピングカートのハンドル
ショッピングカートのハンドルには毎日数十人の人々が触りますが、めったに消毒されることはないとのこと。アメリカの調査ではショッピングカートの70%以上が大腸菌群に汚染されていることがわかったほか、別の調査では呼吸器感染症などを引き起こすクレブシエラ・ニューモニエサイトロバクター・フレウンディイシュードモナス属の細菌などが見つかりました。これらの細菌から自分を守るには、使用前にカートのハンドルを消毒することをモハメッド氏は推奨しています。

◆台所のスポンジ
台所のスポンジは家の中で最も汚れている日用品のひとつです。スポンジは多孔質で湿り気を帯びていて、食べ物と接触することも多いため、細菌が繁殖するには最適な環境だとのこと。2011年の(PDFファイル)研究では、スポンジにはわずか2週間で大腸菌群を含む数百万個もの細菌が繁殖する可能性があると示されています。

スポンジの細菌汚染を防ぐには、週に1回は電子レンジで加熱したり酢に浸したり、食器洗い機で洗ったりして消毒することが重要で、洗った後も臭いが残る場合は交換するべきです。また、食器を洗うスポンジと食材を洗うスポンジを分けるなど、用途に応じてスポンジを使い分けることも有効です。


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