アイリスオーヤマの政府備蓄米「和の輝き 5kg」が届いたので食べてみた、国産古古米100%の匂いや味はどうなのか? – GIGAZINE


試食


米の品不足による価格高騰を受けて、日本政府は備蓄米を随意契約によって民間業者に売り渡すことを発表。さまざまな民間業者から令和4年産の古古米が販売されています。生活用品メーカーのアイリスオーヤマからも、政府備蓄米が「和の輝き 5kg」と銘打たれて登場したので、実際に購入して食べて、その味や匂いを確かめてみました。

【令和4年産】政府 備蓄米 和の輝き 国産米100%使用 古古米|アイリスオーヤマ公式通販サイト
https://www.irisplaza.co.jp/event/campaign-rice.php

GIGAZINE編集部に到着した「和の輝き 5kg」2袋。2025年6月10日の午後に注文して、2025年6月18日の午前中に届きました。


袋はベージュ色で、「5kg」の部分以外は不透明。名前の下には「密封新鮮パック」とありました。触ってみると、楽天の政府備蓄米「楽天生活応援米」の袋に比べてかなりしっかりしている印象。


「密封新鮮パック」のラベルの横には「政府備蓄米」の文字。


精米時期は2025年6月12日で、注文より後に精米されたようです。賞味期限は精米日からちょうど1年後の2025年6月12日です。


原料玄米は国内産10割です。政府備蓄米は品種が41種類あり、複数品種のブレンドとなっています。


袋を開封してみました。脱酸素剤が入っているので、これを取り除きます。


計量カップで米をすくってみたところ。割れたり欠けたりする米はほとんどありません。


実際に味を見てみるため、さっそく3合炊いてみることにしました。米研ぎは3回で、水の量は釜に書かれている線に沿って入れていて、普段米を炊いているのと同様に炊いています。


炊飯器は東芝の「RC-18VGD」で、モードは「白米/かまど名人」にセットして炊飯開始。


60分後、米が炊けました。以下の写真で左側にあるのがアイリスオーヤマの「和の輝き 5kg」で、右側にあるのはその直前に全く同じ設定で炊いていた「楽天生活応援米 5kg」です。左側の方が炊きたてなのでわずかにツヤが勝っている印象ですが、基本的に見た目には全く違いがありません。


食べてみると、「和の輝き」は臭みがまったくなく、米の香りと旨みがしっかり感じられます。水量は炊飯器の指定通りですが、炊き上がりの食感は少し硬めかも。楽天生活応援米と食べ比べてみてもほとんど差がわからず、どちらも十分おいしく食べられます。硬めに炊ける分、冷めてもしっかり味がするしべとつかないので、時間を置いてから食べる弁当などに向いてると感じました。試食した編集部員からは「『和の輝き』のほうがやはり香りと旨みが強く感じる、鮮度が味に影響しているのか、あるいは品種のブレンドに差があるのかも」「食べてもまったく差が感じられないが、強いていえば『和の輝き』の方が粘り気はあるかも」「食べ比べてみるとほんのり『和の輝き』の方がお米の味が濃いような気もする。でも炊き上がりからの時間差によるものなのか米質の差なのか断言はできない」というコメントが得られました。


「和の輝き 5kg」は税抜2000円で、アイリスオーヤマの公式サイトで抽選販売に応募可能。アイリスプラザ会員に登録した上でメルマガの購読をしているユーザーが対象で、記事作成時点での応募受付期間は6月18日(水)12時から6月20日(金)10時59分までとなっています。

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